サルカン結びの結束強度④「チチワ結び最強説」を検証してみた!!

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DSCF0940[1]

おはようございます、しょうへいです。

クリンチノットダブルクリンチノットトリプルニットノットとサルカン結びの強度をテストしてきました。

どれも、そこそこの強度がありましたが、会長と話していて、単純に強度では金属部分に結び目のない「チチワ結び」が最強では?という話になりました。

こうなると、実験しないと気が済みませんので、実際にテストしてみました♪

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チチワ結びとは!?

09_1

ラインの先端部を二つ折りにし、図のように、8の字になるように結ぶ。
部分を押さえて、二つ折りの先端をゆっくり引いて締める。

チチワ、エイトノット、ループノット等と呼ばれている結び方です。

チチワを作ったらプレスリングにくぐらせるだけです。

DSCF0935[1]

他には何もしていません。至ってシンプルな構造ですね。

ショックリーダーは、フロロカーボン30lb(13.6kg)を用いました。

DSCF0876[1]

それではいつものように、切れるまで引っ張ってドラグチェッカーで計測してみましょう!!

チチワ最強説の真偽は!?

いつものように10回テストいたしました!結果はこちらです。

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 12.5 92%
2 12.5 92%
3 12.5 92%
4 12.5 92%
5 12.5 92%
6 12.5 92%
7 12.5 92%
8 12.5 92%
9 12.5 92%
10 12.5 92%
平均 12.5 92%

なんということでしょう(驚)

何回結んでも12.5kgという結果がでました、強度は92%です。

しかも、「クリンチノット87%」「ダブルクリンチノット88%」「トリプルニットノット90%」より強い数値がでました。これには驚きました。なによりバラつきの無さには驚きです。

DSCF0938[1]

切れる箇所はノットのちょっと上のあたりでした。写真はどこで切れるか見るためにマジックで色をつけています。

構造がシンプルなので、毎回同じような切れ方をするのかもしれませんね。

気になる点も!?

ノットの強度が優れていることはわかりましたが、少し気になることがあります。

ループをリングにくぐらせて止めているだけなので、ノットがリングに固定されているわけではありません。

ジャーク中にズレないかとか、感度に影響がでるか?という疑問がわいてきました。

アシストフック作り

ツインのアシストフックを作るときに用いた「コマ結び」という結び方を思い出したのでやってみました。

①の部分を指で押さえたまま、リングを②の輪の間に前からくぐらせます。

このやり方ならリングを固定することができるのではないかと考えました。

DSCF0940[1]

実際やってみたところ、きっちりと固定することができましたが、この状態だとコマ結びのところに負荷がかかりそうです。というわけでもう一度強度テストをしてみました!!

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 12 88%
2 11 81%
3 11.5 85%
4 11 81%
5 11 81%
6 12 88%
7 11.5 85%
8 11.5 85%
9 12 88%
10 11.5 85%
平均 11.5 85%

あらあら^^;

やはり弱くなってしまいましたね。固定することでダブルライン状態になっている部分のどちらかに負荷が偏ってしまうように感じました。

一応、30lbで11.5kgならドラグの設定範囲内ではありますが、すこし気にしてしまいますね~。

もしジギングで使うのだとすればチチワの輪をなるべく小さくするのが良いのかもしれませんね♪

確か極小チチワを作るための道具もあったと思うので、買って試してみます。

お付き合いありがとうございました!

今後、また実験して欲しいギモン・ウワサなどありましたらFacebookのコメントなどで教えてくださいね♪

 

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