交互に結ばないハーフヒッチ「一方向ハーフヒッチ」は強度は落ちるのか!?

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DSCF1104[1]

おはようございます。しょうへいです。

ここ数回、ハーフヒッチ系のノットがかなり強いということが検証されましたが、ハーフヒッチを交互に結ばず、片方だけの一方向で結ぶと、「強度にどのように影響がでるのか」というリクエストを頂きました。

リクエスト、ありがとうございます♪

ハーフヒッチは交互にするものだとずっと思っていましたが、一方向だけのハーフヒッチの方も多いようですし、早速実験してみました。

「一方向ハーフヒッチ」の見た目と結束強度

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写真は交互にハーフヒッチをせず、一方向だけでハーフヒッチを行ったノットです。交互に結んだ場合とことなり、結びコブがらせん状に回転しています。

メインラインのテンションをきっちり張った状態で、一方向からハーフヒッチを組むと、このように結びコブがらせん状になるようです。

写真ではわかりづらいですが、見た目は意外と綺麗です。

DSCF1104[1]

メインラインのテンションを緩めた状態で一方向ハーフヒッチを行うと、ノットが「くの字」に曲がってしまっています。

普段ハーフヒッチを片方のみで結んだことがないので、ちゃんと再現できているのか不安ですが、メインラインのテンションを抜くと、ノットは「くの字」に曲がっていってしまうようです。

この2つ状態で、結束強度の測定をしてみました。

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いつものように、30lb(13.6kg)のラインで、それぞれ切れるまで力を掛けて、ドラグチェッカーで計測します。

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また、結び方は接続部を二重にしてからハーフヒッチを行う、結束強度100%以上を達成した「ハーフヒッチだけノット ダブル」でテストしました。※イモムシノットという名前らしいです。

ハーフヒッチはどちらも8回行っています。

ハーフヒッチはテンションの掛け方で結束強度が変わる!?

こちらは、メインラインのテンションを抜かずにきっちり張った状態で一方向に結んだハーフヒッチノットを、5回計測した結果です。

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 14 103%
2 14 103%
3 13.5 99%
4 14.5 107%
5 13.5 99%
平均 13.9 102%

以前に実験した、交互にハーフヒッチした場合の結束強度実験と同様、100%以上の結束強度が出ています。

一方向にハーフヒッチした場合でも、結束強度に違いは出ないようですね。

一方、テンションを掛けずに結んでみた「くの字」に曲がってしまったノットはというと・・・・・・。

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 11 81%
2 12 88%
3 11 81%
4 11.5 85%
5 11 81%
平均 11.3 83%

ムムッ!?これは、よくありませんね。かなり強度が落ちてしまっています。

一方向ハーフヒッチの強度テストまとめ

実験からハーフヒッチは一方向から結んでも、交互に結んだハーフヒッチと同様の強度が出ることがわかりました。

しかし、テンションをしっかり張ってハーフヒッチを行わないと、強度がかなり落ちるということも判明しました。これは交互にハーフヒッチを行った場合も同じようです。

テンションを張らない、気の抜けたハーフヒッチはむしろノットの強度を落とす危険性がありますので、きっちり張ってハーフヒッチを行いましょう♪

次回は、リクエストがありました「ハーフヒッチの回数による強度の違い」について実験してみたいと思います。

 

 

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丸岡しょうへい

三度の飯より釣りが好き。福井県でジギングを中心に釣ってます。 ハゼからバスまでなんでも釣ります、釣った魚はとりあえず食べてみる派。