「PEのダブルライン電車結び」の補強案をいろいろ試してみた!

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DSCF1614[1]

おはようございます、しょうへいです。

前回、電車結びはダブルライン化すると強い、ということから、PEラインの電車結びの強度を実験してみました。

さすがにFGノットやPRノットほどの強度はでませんでしたが、そこそこ強度のあるノットにはなりました。

コメント等でいろいろ補強案を頂いたので、1つづつ試してみてみたいと思います。

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チチワを作るなら八の字結びではなく4回巻きで!?

DSCF1575[1]

前回は簡単なダブルライン(チチワ結び)を作るために、八の字結びを使いました。

その場合は55%ほどの強度でしたが、八の字結びではなく、4回くるくると巻いたほうが良いのでは!?という情報をいただきました。

DSCF1612[1]

このような感じです。わかりにくいかな?とも思ったので絵にしてみました。

ru-pu

雰囲気で察してください(笑)

八の字結びよりも絡む長さが長いので、摩擦力がアップしているはずです

このノットで結んだダブルラインループで電車結びを作成し、ハーフヒッチで補強します。

本線側のPEラインは、フロロカーボンのヒゲを巻き込みながら4回(上2回、下2回)、PEラインだけでハーフヒッチを8回(上4回、下4回)行いました。

PEラインは2号(20lb)を、実際に引っ張って切ったところ、10kgの力で切れたのでこれを基準とします。

測定はドラグチェッカーを使い、切れるまで引っ張って切れたkg数を確認しています。3回試してみました。

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 6.5 65%
2 7 70%
3 6.5 65%
平均 6.7 67%

前回の八の字チチワ結びでの電車結びの55%や、ハーフヒッチで補強したダブルラインの電車結びの62%より強くなりました。

DSCF1607[1]

切れた箇所は八の字結びの時と同様、4回巻きダブルラインの結び目の部分でした。

ということは 電車結びにかかっている負荷>チチワのノットの負荷 ということがわかります。実験を続けます。

ハーフヒッチの回数を増やしてみる

前回も最後はハーフヒッチの回数で補強を行いました。

ハーフヒッチはラインに横方向の負荷をかけずに摩擦力をアップできる優れたノットです。

先ほどとは違って、チチワを作らずにダブルラインの電車結びを作りハーフヒッチで補強してみます。

ダブルラインになっているPEラインはハーフヒッチで16回(上8回、下8回)。

本線側のPEラインは、フロロカーボンのヒゲを巻き込みながら8回(上4回、下4回)、PEラインだけでハーフヒッチを8回(上4回、下4回)行いました。

DSCF1615[1]

前回の倍のハーフヒッチ量です。さすがにノットの長さも長くなります。

こちらも同じように3回強度を測定してみました。

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 7.5 75%
2 7.5 75%
3 7.5 75%
平均 7.5 75%

おおっ、だいぶ強度がアップしてきました。

FGノットに迫る勢いです。ただし欠点としては、FGノット並みに時間がかかるという点です(笑)

おまけで、先ほどの4回巻きダブルラインを使った電車結びも補強してみました。

ダブルラインになっているPEラインをハーフヒッチで16回(上8回、下8回)。チチワの部分を4回ハーフヒッチで補強しました。

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 7.5 75%
2 7.5 75%
3 7.5 75%
平均 7.5 75%

こちらも同様の結果が得られました。

本日はちょっとわかりにく実験でしたが、電車結びに対してもハーフヒッチの補強は有効であると確認できました。

また、ハーフヒッチは単純に摩擦力を増やすことができるので、ノットが安定するということもわかりました。

これからも実験してほしいネタがあったらお気軽にコメントください♪やってみたいと思います♪

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