FGノットのすっぽ抜け防止に「焼きコブ」はどの位重要なのか検証してみた!

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おはようございます、しょうへいです。

皆さんはFGノットなどでラインシステムを組んだときに、焼きコブを作ってすっぽ抜け防止にしていますか!?

焼きコブといってもコブはほんとに小さいですよね、本当にすっぽ抜け防止効果はあるのでしょうか?

実際に実験して確かめてみました!

この記事は2016年12月16日の記事を修正したリライト記事です。

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編みつけ回数をわざと少なくして「すっぽ抜けるFGノット」で実験

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FGノットは、通常ですと10セット(上10回、下10回)くらいの編み込みを行います。

このくらいの回数ですと、焼きコブがあってもなくてもすっぽ抜けることはありません。

今回は実験ですので、わざとFGノットの最初の編み付けを少なくして、すっぽ抜ける数で実験を行いました。

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以前の実験で、FGノットが必ずすっぽ抜けてしまう編みつけ回数は5セット(上5回、下5回)だと検証されました。

この回数ですと、引っ張ったときに6kgくらいの力で抜けてしまいます。

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5セットで組んだノットに焼きコブをつくり、メインのPEラインとリーダーを巻き込んでハーフヒッチ4回、メインラインとだけでハーフヒッチ4回を行ったものを用意して、どれくらいの強度がでるか試しました。

PEラインを2号(20lb・9kg)とフロロカーボン8号(30lb)で行いました。

ラインシステムを組んで、それを切れるまで引っ張ります、ラインにドラグチェッカーを挟むことで、何kgで切れたかが計測できます。

焼きコブを作るのにちょっと便利な道具をご紹介!

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ついでといっては何ですが、焼きコブを作るのにちょっと便利な道具をご紹介します。

ジギング魂ではおなじみ「ドラグチェッカー」を作っている「BOUZプロダクション」より発売されているラインカッターIIです。

一見、普通のターボライターに見えますが、火口の部分にガイドとなるスリットが設けられています。

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ガイドにラインを挟んでターボライターの火でラインをカット&焼きコブを作るので、メインラインに火を入れてしまうことがありません。

ちょどいい感じの位置にコブができるので、かなりお気に入りの道具です。

水飛沫の影響にも負けない「防滴機能」や「開閉蓋のロック機構」もついているので、船の上でも使いやすいです。

焼きコブで苦労している方にオススメの道具です♪

 

 

必ず抜ける編みつけ回数5回のFGノットに焼きコブを作った場合の強度は!?

3回テストを行いました。※焼きコブが無いものは6kgですっぽ抜けました。

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 8 89%
2 8 89%
3 8 89%
平均 8.0 89%

なんと本来のFGノットの耐力である80%以上を達成し、しかもすっぽ抜けではなくノット部末端での切断でした。

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小さな焼きコブ一つで、本当にすっぽ抜けが防止できているようです。

編みつけ回数を増やせば、焼きコブがなくても「すっぽ抜けしない」と検証されていますが、万が一編みつけに失敗していて強度が弱いFGノットが出来上がっていたとしても焼きコブ一つで保険になるかもしれませんね。

今回の検証より「FGノットの焼きコブの重要性」が確認されました。

船上で急いでいたとしても、編みつけ回数は減らしても、焼きコブは必ず作ったほうがいいみたいですね♪

ご紹介した、BOUZラインカッターⅡですが、ガスを補充すれば半永久的に使えますので、一つ持っていると便利ですよ♪

 

ラインカッターⅡは人気商品で品薄状態が続き、釣具店でも手に入れるのが難しくなっています。

姉妹サイトのルアーバンクでは最安価格と在庫のあるネット通販サイトが表示されますので一度確認してみてください♪

 

 

 

飛行機などで遠征される方は、バークレーから発売されている電熱式のラインカッターがおすすめです♪

 

 

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