リールスプールの糸巻き量の「計算方法」と「計算ツール」

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おはようございます。会長です。

リールにラインを巻く時にいつもぶち当たるのが、糸巻き量の計算です。

PE3号200m巻けるって書いてあるけど、PE2号ならどれだけ巻けるのか〜とか。

3号50m下巻きしたいけど、4号ならどれだけ巻けばいいんだろう?とか。。。

ラインの号数違いの計算には苦労します。

今日は、ラインの太さについてのお話と、号数違いの糸巻き量の計算方法をご紹介したいと思います。

計算式とか難しいことは苦手〜 という方は最後まで読み飛ばしてください♪

計算が苦手な方用に計算ツール作りました♪

釣り糸の太さについて

釣り糸の太さについてですが、ナイロンとフロロのラインは、2010年に社団法人日本釣用品工業会で、標準直径が定められて、統一規格が制定されたそうです。

2012年にPEラインも太さの標準規格が制定されました。

意外と最近ですね〜

ナイロン糸・フロロカーボン糸・ポリエステル糸の標準直径

ラインの号数 標準直径(mm)
3 0.285
4 0.330
5 0.370
6 0.405
8 0.470
10 0.520
12 0.570

すべて記載すると大変な量になりますので、その他の号数の標準直径が知りたい方は、

ナイロン糸・フロロカーボン糸・ポリエステル糸の標準直径 http://www.jaftma.or.jp/standard/pdf/nylon.pdf

を御覧ください。

ここで注意してみていただきたいのが、号数が2倍になっても直径は2倍になっていないということです。

例えば3号の標準直径は0.285mmですが、6号の標準直径は0.405mmです。

これを糸の断面積に換算してみると

3号(0.1425半径×0.1425半径×3.14円周率=0.064)
6号(0.2025半径×0.2025半径×3.14円周率=0.128)

と、2倍になっているのが分かります。

つまり、号数が2倍になると直径が2倍になるのではなくて、断面積が2倍になるようで、糸の太さとは断面積を指すようです。

PEラインの標準直径について

つぎにPEラインの標準直径についてですが、2012年に制定されたPEラインの太さの標準規格は直径ではありません。

デニール(d)という長さが9000m当たりのラインの質量が基準になるそうですが、覚えてもあまり役に立ちませんので、説明は割愛させていただきます。

PE糸の太さ標準規格 http://www.jaftma.or.jp/standard/pdf/pe.pdf

つまり、太さの標準規格が質量ですので、同じ号数でもメーカーごとに直径は違うようです。

PEラインは複数の糸を編んで作らているので円形ではなく、直径というのは当てはまらないからかもしれません。

試しに、昨日釣具屋さんのラインコーナーをブラブラ歩いてみてみましたが、殆どのラインは直径が記載されていませんでした。

DUELのハードコアシリーズが記載されていましたので8本編みの1号を見てみましたが、ナイロンやフロロの標準直径とは数値が違いました。※ナイロン・フロロ1号(0.165mm) DUELハードコアPE 1号(0.171mm)

4本編みのX4の同じ号数(1号)を見てみましたが、記載直径は同じ0.171mmでした。

2倍の号数の2号を見てみましたが、ナイロンやフロロのように直径は2倍になっておらず、断面積を計算してみると

1号 0.0855×0.0855×3.14=0.023
2号 0.121×0.121×3.14=0.046

フロロやナイロン同様、2倍になっていました。

ちなみにパッケージの後ろに各号数の直径が記載されていました。

PEライン DUEL ハードコアシリーズ号数別直径

 号数 直径(mm)
0.6号 0.132
0.8号 0.153
1.0号 0.171
1.2号 0.191
1.5号 0.209
2.0号 0.242
2.5号 0.270
3.0号 0.296
4.0号 0.342
5.0号 0.382
6.0号 0.418
8.0号 0.483

リールスプールの糸巻き量の計算方法

ジギングで使うリールのスプールには、PEラインが大体どのくらい巻けるか記載されていますが、全部の号数の糸巻き量の表記はありません。

例えば、写真のスプールの場合、PE4号400m、PE5号300mと記載がありますが、PE3号や6号を巻こうと思った場合に、どのくらい巻けるのか分かりません。

計算方法は次のようになります。

興味のない方は、計算ツールを作りましたので飛ばしてください♪

ソルティガのスプールには親切に号数に直径が記載されています。※PE4号(直径0.365mm)が400m巻けると記載あり

このスプールにDUELの3号のPEラインが何メートル巻けるか計算してみます。

数式はこうなります

PE4号の断面積(0.1825×o.1825×3.14)×巻ける長さ400÷DUELのPE3号の断面積(0.148×0.148×3.14)=615m

かなり巻けますね〜。

糸の号数は断面積を表しているので4(号)×400(m)÷3(号)で計算できそうですが、それで計算すると533mになり、計算結果が異なります。

これは先に説明したとおり、メーカーごとにPEの号数の直径が異なるからです。※Daiwaのソルティガのスプールは4号(0.365mm)で計算してあるが、DUELの4号PEは(0.342mm)

つまり、ちゃんとPEラインの糸巻き量を計算するためには、ラインの号数だけでは正確に計算出来ない為、ラインの直径の寸法が必要になります。

リールスプールの糸巻き量計算ツール作りました!

実は、ここからが本題です。

直径から断面積計算して糸巻き量を計算するのってすごく面倒ですよね。。。

そこで!別ページに「リールスプールの糸巻き量計算ツール」を作りました。

計算式が苦手な方も、簡単に糸巻き量が分かりますので、ぜひご活用ください。

このツールは、順次パワーアップしていきますので、お楽しみに〜♪

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伝説会長

ジギング歴15年。マイボートを所有し、週末はオフショアに。福井県在住でメインフィールドは福井県三国沖。対馬・輪島・石垣島・遠州灘・相模湾などに遠征も。

  1. ラインとラインの隙間も、号数や素材により変わりそうですね。
    実際に巻いて、確認していただけると嬉しいです♪(^-^)

  2. どうやって計算するんだろう、と思っていたのですが、意外と簡単だったんですね。とても参考になりました!
    下巻きの量も悩まなくてすみそうです!

コメントは閉じられました