1日使ったあとの「サルカン結び」はどのくらい劣化してるのか?実験してみた!

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おはようございます、しょうへいです。

昨日の「サルカン結びに関するアンケート」へのたくさんの回答ありがとうございます♪

まだアンケート期間中ですので結果は後ほど、ということになりますが、「サルカン結び」は金属とラインが触れる部分ですので、劣化などは気になりますね。

これまでもいろいろな劣化実験を行ってきましたが、ちょうど実際に1日釣りで通したサルカン結びが手元にあるので、どのくらい劣化してるのか測定してみました。

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1日使ったサルカン結びの強度どーなってる?

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1日使ったラインとサルカンが3セットあります。

どれも素材はフロロカーボンで、上から50lb、30lb、一番下も同じ30lbのものです。

私は普段は、「ジャンスィックSP」を使っています、アンケートでは少数派のようですね(笑)

これら3つのラインもすべて「ジャンスィックSP」で結んでいます。

使っている理由は太いラインでも締め込みがしやすく、単純でサッっと結べるのにハーフヒッチをしなくても十分強度が得られるので、近海ではハーフヒッチしないでジャンスィックSPだけで通す日もあります。

また、ドラグが出るほどの魚がかかったあとは、リーダーを切り詰めて結びなおすことが多いです。

同じ条件のラインがたまたま揃っていましたけど、実際は少しずつ違います。

一番上の50lbのラインは、1回も魚が掛かっていません。

真ん中の30lbのラインは、メジロ(ワラサ)サイズの魚を3本掛けています。

一番下の30lbも、1日ジギングで通しましたが1度も魚を掛けていません。

少しずつ条件の異なるライン、1本づつしかありませんが、それぞれ強度を計測してみたいと思います。

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サルカン部分がついたままドラグチェッカーに挟み、手で引っ張って何kgで切れるかを計測します。

フックをついたまま引っ張るのでフックにはカバーをつけ、革手袋をして引っ張ります。

1日使ったあとのサルカンの強度は?

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まずは1本め、50lb(22.7kg)のラインを結びなおしたあと、1回も魚を掛けていないラインです。

1日通したラインですので、少しだけ白く濁っていますね、ラインはフロロカーボンです。

こちらをドラグチェッカーに掛けて、思いっきり引っ張ったのですが、手で切ることはできませんでした。

ドラグチェッカーも15kgまで測れるモデルを使いましたが、針は振り切れていました。

50lbラインを使うときはドラグを7~9kg程度に設定するので、こちらは問題なさそうですね。

15kgのドラグチェッカーしか手元にないので、実際にどれくらい劣化しているかは計測不能でした。

DSCF0420[1]

こちらは2本目、30lb(13.6kg)のラインを結んだあと、メジロ(ワラサ)サイズの魚を3本掛けています

こちらも同様にドラグチェッカーに掛けて引っ張ったところ、なんと7kgの力で切れてしましました。

ちゃんと「ジャンスィックSP」で結べていたと仮定して、おおよそ半分の耐力まで落ちてしまっています。

切れ口を観察してみても、フロロカボンが割れるように切れています。

魚とのファイト中に金属と擦れて劣化したのでしょうか!?

30lbのラインですと、ドラグは5kg程度までしか掛けませんが、すこし不安になる数値がでました。

DSCF0409[1]

最後に3本目、30lb(13.6kg)のラインを結んだあと、1日ジギングで通しましたが1度も魚を掛けていないラインです

こちらは12kgほどまで耐えることができました。

紫外線や吸水での劣化したと考えることができるかと思います。

こちらもドラグの範囲内で余裕もあるので、ほぼ問題ないかと思います。

それぞれ1本づつしかないので、1発計測になってしましましたが、どうやら魚をかけた後のラインは劣化しているのではないか!?と思われる結果がでました。

魚を掛けたときに魚があばれて金属と擦れるのでしょうか!?はたまた力が連続的にかかるので締っていってしまいラインが劣化するのでしょうか!?

いろいろ考えられますが、ある程度魚をかけた後は、ラインを切り詰めるのが良いのかもしれませんね。

何かいい実験方法を思いついたら、今後試してみたいと思います。

 

 

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  1. 以前の記事でサルカンやリングとの接触部分にチューブを被せて結ぶという記事がありましたが小生はそのチューブに熱収縮チューブを使用しています。
    通常の熱収縮チューブは熱をかけて収縮させると少しばかり硬化しますが、バーサフィットタイプの熱収縮チューブは硬化しません。
    電機関係の仕事で普段からこのチューブを使っているのでジギングにも応用しています。
    このチューブを使いだしてからラインブレークすることは無くなりました。
    イモムシノットにも上から熱収縮チューブで保護しています。(サワラ対策)
    先日も7キロ・8キロの鰤を連発しましたが全く問題はありませんでした。
    接続部分がブレークする様ならチューブを被せたノットでもテストして頂けると助かります。

    • チューブノットは強いですよね、やってみます。
      シリコンチューブを使う方もいるみたいですね

  2. 打ち抜きリングと溶接リングではノット強度がどのように変わるか検証して頂けると有りがたいです。
    私は、径が真円の方が力が均一にかかると思い溶接リングを使用しております。

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