最強のアシストラインはどれ!? アシストラインの種類と比較

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こんにちは!しょうへいです

アシストフックの自作に使うアシストラインには、ザイロンやダイニーマ、ケプラーなど色々な種類がありますが、どのアシストラインを使うか迷いますよね。

私もいろいろ迷った挙句、写真のように何種類も買うことになりました(笑)

今日は、その色々なアシストラインの特長のご紹介と比較をしたいと思います。

※この記事は2016年1月7日の記事に新しい商品を追加し修正したリライト記事です。

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アシストラインの種類と比較

まずは、各アシストラインをざっくり比較してみました。表にしてみるとわかりますが、どのラインもそれぞれ特徴があります。

狙うターゲット、海域、タックルとのバランスなどで決めるほうがよさそうです。

  価格 柔らさ 強度
ザイロン 最強
PE素材
ケブラー・テクノーラ やや高
シーハンター
ワイヤー系

次からの項目では、1つづつご紹介いたします。

ザイロンのアシストラインの特徴

ザイロンは強度が最も高いラインです。その分価格もちょっと高めです。

とにかく強いアシストフックを作りたいという方にはおすすめのアシストラインです。

強度だけでなく、耐切創性も突出した性能を持っているので、根ズレや魚の歯に対しても最も強いということになります。

欠点は対光性が低く、自然光で劣化するので、保管に注意が必要です。一年間光にさらした状態だと、ナイロンと同じ程度まで強度が落ちます。

紙箱などに入れて、光にあてないように保管するとGOODです♪

また、耐切創性がかなり強いため普通のハサミでは切りにくいので、PEカッターでも良いですが、ケブラーハサミというハサミを使うと加工がしやすくなります。

 

PE(ダイニーマ・イザナス)のアシストラインの特徴

強度も十分で価格も手ごろでバランスの良いアシストラインのです。

紫外線や可視光で劣化することはありませし、品にも強くアシストフックを作る際の接着剤との相性も良いとされています。

熱に弱い欠点があるので、熱収縮チューブをつけるときは過剰に熱しないようにする点だけ注意です。

PE芯入りのものや、青色に染色(水中では青色が一番目立たない色です)されているものや、バリエーションが多いのも特徴です。

商品がいろいろありますので、ちょっと細かく補足したいと思います。

PEのアシストラインといっても、通常のPEラインの用に芯がないものや、中央に芯を抜いて使う中空タイプのものと、フロロカーボンなどの芯が入っている「フロロ芯入り」などあります。

通常のPEの用に芯がないもの

先日、会長が紹介した「ガリス スクラム16 アシストライン」などは、通常のPEラインのように芯がなく、ラインが柔らかいので、直接フックに結びつける方法でアシストフックを作ることが出来ます。

強度実験も行った結果、セキ糸補強なしで簡単にアシストラインを作ることが出来ます。

詳しくはコレマジおすすめ!しなやかな16本編みPEアシストライン「ガリス スクラム16 」を御覧ください。

芯を抜いて使う中空タイプのもの

芯を抜いて使う中空タイプのアシストラインは、ニードルで折り返してループを作ったり、中にフロロ芯やワイヤーを入れたりして張りのあるフックを作ったり、歯に強いフックを作ったりすることが出来ます。

芯を抜いた状態で作れば、しなやかなアシストフックになります。

最初からフロロなど芯が入ったもの

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元から中にフロロカーボンなどの芯が入っているタイプもあります、柔らかい素材のPEでありながらコシがありますので、ジグに絡みにくくトラブルが少ないというメリットがあります。

コシがあるので直接フックに結ぶときはプライヤーなどで力をこめて締めこむほうが良いようです。

中空タイプに自分で挿入することもできますが、最初から入っているので手間がありません。

トラブルが少ないのでタイラバやインチクのフックにもオススメです♪

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よつあみのアルゴンアシストなどは、素材名がイザナスになっていますが、基本的にはPE(=ポリエチレン)素材のものです。

イザナスは東洋紡社の商標名です。旧称はダイニーマと呼ばれていました。

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同じPE素材でも特に強度が優れているので、購入する際はチェックしてみるのも良いですね♪

アルゴンアシストは4種類発売されていて、過去に使い分けなど紹介していますので気になった方は御覧ください♪

YGK(よつあみ)のNEWアシストライン「アルゴンアシスト」4つの使い分けは?

ちなみにPE素材のアシストフックは比重が1より軽いため単体なら水に浮きます。

軽いということなので、魚の吸い込みが良いとも言われています。

ケブラー・テクノーラの特徴

ザイロン登場までは最強と呼ばれていたほど強度も強く、熱や摩擦にも強く、切創性や衝撃性にも優れています。

価格もそこそこで、柔らかく加工性が良いのも特徴です。ただし紫外線(太陽光)で劣化するので保管には注意が必要です。

熱に強いため、熱収縮チューブを被せる際に、加熱しすぎても劣化しにくいのが利点です。

シーハンターの特徴

他のアシストラインに比べると安価なので量産に向いています。

他のアシストラインより弱いといっても、近海ジギングには十分問題ありません、ライトジギングなどに向いているのではないでしょうか。

PEラインに比べて張りがある為、トラブルが少ないのが特徴です。

通常のPEタイプほどではありませんが、糸自体が中空ではないので締め込みやすく、結束がやりやすいのも利点です。

専用道具不要!? 船上でも作れる簡単アシストフック

タイラバやSLJ用に、フックに直接外掛け結びなどで結んでも強度が出ます。

キャスティング用のシングルフック作りに使うのもおすすめです。

とっても簡単で強い!トッププラグ用シングルフックの作り方!

また4本で編み込みをしたりすることで強度アップなど応用しやすいのも良いところです。

最強!?「四つ編み」アシストフックの自作方法

 

 

ワイヤー入りやハイブリット素材のもの

アシストラインにはサワラやタチウオなど鋭い歯をもった魚に対応したものがあり、E素材の中芯にワイヤーが採用されているものや、チタン・ステンレス合金・特殊ポリマーとのハイブリット素材のラインもあります。

世の中にはこんなエグい歯を持った魚(イソマグロです)も居ます。

こういった魚をジギングで獲りたい!というときはこのようなラインが必要ですね♪

過去に「デビルライン」を使ったアシストフックの作り方も紹介しています。

サワラやイソマグロに! ワイヤー入りの「デビルライン」を使ったアシストフックの作り方!

 

以上、新製品なども交えつつアシストラインの特長と使い分けを紹介しました。

いろいろあるので迷ってしまいますが、それぞれの釣りにあわせたラインを選びたいところですね♪

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