おはようございます、しょうへいです。
最近はタイラバやライトジギング向けに、フックにラインを直接結びつけることで、アシストフックを作ることがあります。
私の仲間内では、昔から慣れている「外掛け結び」を使う人が多数派のようですが、
この「外掛け結び」は「枕」を付けると、結びが強くなるというウワサを聞いたことがあります。
本当に「枕付き」で結びが強くなるのか、実験してみました。
「外掛け結び」の「枕」って何!?
「外掛け結び」に関しては、動画やラインメーカーの図を見ていただほうが分かり易いかと思います。
外掛け結びの結び方
引用元:シーガー 「外掛け結び」 http://www.seaguar.ne.jp/knot/harris/harris_1.html
さて、この外掛け結びは針に糸を巻きつけていくのですが、最後の巻きつけであるチモトに一番近い部分を、本線に巻きつけずに、シャンク(軸)だけに巻きつけてから締めるのが「枕付きの外掛け結び」です。
こんな感じです。
最後の一巻きを軸にのみ巻きつけてあげることで、枕をつけてあげます。
磯釣りの経験がある方にはおなじみの手法ではないでしょうか。
最近はSLJやタイラバなどで、アシストラインを直接管が付いていないフックに巻きつけることもあります。
どうせなら強いほうが安心ですよね♪
本当にに「枕」が付いているほうが強いのか対決してみることにしました。
枕付き外掛け結び+外掛け結び強度対決
ラインはPE素材のブレイドライン、フックは伊勢尼14号を使います。
チモト部分に特殊な加工が施されていない、普通の針です。
片方に普通の「外掛け結び」 を、もう片方には「枕」の付いた「外掛け結び」 を作りました。
ルアーのアイに引っ掛けて、引っ張ってどっちが切れるのか対決させてみたいと思います。
※輪ゴムが付いているのは、すっぽ抜けたり針が折れて飛んできたら怖いのでストッパー代わりです。
「外掛け結び」 単体は4回巻き、「枕付きの外掛け結び」 は4回巻き+枕です。
対決の結果は!?
5戦してみて、5回とも「枕付き外掛け結び」が勝利しました!!
でもよく考えたら、「外掛け結び」 が4回で、それに「枕」をつけたら「枕」が付いているほうが1回巻きつけが多いことになりますよね。
というわけでやりなおし、5回巻きつけの「外掛け結び」 と、4回+枕の「枕付き外掛け結び」 で対決させます。
本線にかかる巻きつけ回数が違うので違った結果が出そうですが・・・・・・。
こちらも5回やって、5回とも「枕付き外掛け結び」が勝利しました。
ラインはすっぽ抜けないようにガッチリ締め込みをしています。
切れるときはチモトで切れます。写真ではちょっと解いてみましたが、何度やってもチモトで切れます。
チモト部分に負荷が集中するようですが、「枕」を付けることでクッションの役割を果たしてくれるようです。
アシストフックを作る際にも、是非「枕」を入れてあげてください♪
今回は通常のPEラインを使いましたが、ライトゲームや鯛ラバのアシストフック用ラインは、以前ご紹介した「ガリス スクラム16」がかなりおすすめですよ♪
コレマジおすすめ!しなやかな16本編みPEアシストライン「ガリス スクラム16 」
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丸岡しょうへい
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