ペットボトル氷は「塩水」で作ったほうが溶けにくい(長持ちする)は本当か試してみた!

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おはようございます、しょうへいです。

最近、暑くなってきましたね。こう暑いとクーラーボックスの中の温度が心配になるのが釣り人です。

ペットボトルに水を入れて凍らせる、ペットボトル氷を作っていく方も多いとおもいますが、

中身を普通の水ではなくて塩水にしたほうが長持ちするというウワサを聞いたので、実際にそうなのか検証してみました!!

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水道水と塩水はどっちが早く溶けるのかレース!!

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ペットボトル氷は水道水と塩水とどっちが長持ちするのか、実際に作って比べてみました。

やり方は簡単で、1Lのペットボトルを2つ用意し、片方は水道水をそのまま、片方は塩水にします。

同じ容量の氷を、同じ時間冷凍させて、同時に野外に放置して解けるまでの様子を観察したいと思います。

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ところが早速問題発生、塩水のほうですが完全に凍りません(笑)

芯のほうは凍ってるっぽいですが、表面のほうはシャリシャリで凍っていません。

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引用元:公益財団法人 塩事業センターhttp://www.shiojigyo.com/siohyakka/about/data/freeze.html

それもそのはず、塩分濃度が上がれば上がるほど氷点(凍る温度)が下がります。

うっかり飽和しているほどの塩水を作ってしまいました。

調べてみると家庭用冷凍庫はせいぜい冷えてマイナス18度程度。飽和塩水の氷点はマイナス20度・・・つまりギリギリ凍りません。

最初から失敗したかもしれません(汗)

そういえば冬に道路に撒く凍結防止剤もほぼ塩ですね、これは氷点が下がるので凍らないという仕組みのようです。

なるほど、あまり濃い塩水を作ってはいけないようです。

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とはいえ、おそらく一方の水道水よりも低い温度で凍っています。

せっかく作ったので野外に並べてどちらが早く溶けるのか観察してみました。

クーラーボックスに入れるとどっちがどっちの温度になっているか分からないことと、同じクーラーボックスが2つないので野外に直で放置してみました。

※写真では並べておいてありますが、実際はどちらかが影に入らないように2つを離して置きました

この日の気温は30度を超えるほどのなかなか暑い日です。

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30分ほどでさっそく溶け始めます。

溶け始めの様子はどちらもそう代わりが無いように思えました。

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1時間経過。

水道水はまだ半分残っていますが、塩水はすでに1/3ほどしか残っていません。

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2時間弱で塩水のほうは完全に溶けてしまいました。

水道水のほうはかすかに小さい氷が浮いています。

結論からすれば、塩水のほうが早く溶けてしまいました。

塩分濃度が上がると、氷点が下がるということは、溶け始める温度も早くなるということのようです。

氷を長持ちさせたい場合は、ただの水道水のほうがよさそうです。

また、水道水であれば水分が足りなくなったら緊急的に飲んだりすることもできます。

あまり面倒なことをせず、大型の板氷をたくさん用意するほうがいいのでしょうか!?

このほかにも、煮沸させてから塩を少しだけいれるななど「溶けにくい氷のレシピ」がいろいろあるようなので、追ってまた調査してみたいと思います。

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