ノンスッリップ・チューブノットSPの結び目をチューブギリギリにするコツとチューブのすすめ

Pocket
LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

おはようございます。会長です。

先日ご紹介した、100%強度で簡単に結べる、新チューブノット「ノンスリップ・チューブノットSP」ですが、結び目をチューブギリギリにするにはちょっとしたコツがあります。

今日は、そのコツとサルカン結びにチューブをすすめる理由をご紹介したいと思います。

ジギング魂×ルアーバンク公式ストア 新商品情報

超大型ドカットステッカー発売!
ドカットを手軽に大型装飾してみませんか?

価格と50種類以上のデザインを確認する

ノンスリップ・チューブノットSPのメリットとチューブをすすめる理由

ジギング魂では今まで色々なノットの強度を試してきましたが、イモムシノットやジャンスイックSP、パロマーノット(ハーフヒッチ補強あり)などチューブなしでも100%強度のサルカン結びは多数ありました。

100%強度の結びが出たので、もう他の結び方は必要ないと思っていましたが、ひとつ問題点に気づきました。

ことの始まりは80lb(約40kg)のショックリーダーで100%強度のイモムシノットを行ったところ18kgで切れたことです。30kgで切れたりすることもありましたが、安定せず100%(40kg)に到達することはありませんでした。

※恐らく18kgを超えると滑って摩擦熱が起こり切れるようです。編み回数をかなり増やすと30kgに到達。

パロマーノットは30kg〜33kgと安定していましたが、100%強度のはずなのに75%程度しか出ていません。

今までジギング魂で強度テストした殆どのサルカン結びは30lb(15kg)以下のショックリーダーで行っています。

ドラグチェッカーが15kgまでしか測れないのが理由なのですが、恐らく15kg以下ならチューブなしでも直接金属にふれるダメージは少ない気がするので、本来のノットの性能を十分に発揮できると思われるのですが、15kgを超えてくると、ノット事態が滑り、金属に触れている部分やライン同士に摩擦熱が起こるのか、切れやすいようです。

 

15kgあれば殆どのジギングはOKだと思うのですが、ヒラマサやマグロのキャスティングで100lb以上のラインを使っているのに18kgは悲しすぎます。

そこでチューブの登場です。

本来のチューブノットであるバナナノットは15kgを超えようが、100%強度を達成してきました。

ただ不器用な自分にはちょっと難しくて中々結べませんでした。編み込みにも時間がかかります。

「ノンスリップ・チューブノットSP」は結び方が非常に簡単です。

慣れると約1分前後で素早く結べます。

 

また、チューブを小さくしても結べますし、チューブにラインを被せる必要が無いため、非常にコンパクトで、ジギングで使う場合などアソビなしで結ぶことも可能です。

ノンスリップで摩擦が起こりにくく、チューブのお陰で金属部分とのスレを抑えてくれる為、非常に強いノットになっていると思われます。

ノンスリップ・チューブノットSPの結び目をチューブギリギリにするコツ

ノンスリップ・チューブノットSPはもノンスリップ・ループノットというノットを改良したノットでもともとはループノットです。

そのループノットにチューブを被せ、さらに結び方を簡易化したのが「ノンスリップ・チューブノットSP」です。

もう試された方は、お気づきだと思いますが、結び目をチューブギリギリにするにはコツがあります。

まず、ノットを最後引っ張るところまで作ってください。

結び方はこちら
さらに素早くコンパクトに!100%強度の「ノンスリップ・チューブノットSP」の正しい結び方

そのまま結ぶとこのようになってしまいますので、締め込む寸前に次のようにしてください。

  • 端糸を口でくわえる
  • 本線を右手、サルカン(ソリットリング)を左手で持つ
  • 本線とサルカン(ソリットリング)を固定したまま、口に加えた端糸を引っ張る

そうすると、どんどんループが締まっていきます。※摩擦熱を防止する為、ラインを舐めておくのがおすすめです。

つまり

「端糸を引っ張るとループが縮まる」

「本線とサルカン(ソリットリング)を引っ張ると結ばる」

ということになります。

本線を引っ張る分には名前の通りノンスリップですが、端糸は引っ張ると動きます。端糸はずれることがあるので、長めに残しておくのがオススメです。※短すぎると抜けます。

チューブをかなり短くすれば

このようにコンパクトにアソビをなくして結ぶことも可能ですので、ジギングで使う場合はお試しください♪

滑らないのでハーフヒッチ補強もする必要がありませんし、金属接合部分はチューブで太くなっていますので、かなり安心です。

50lb以下のラインではチューブは必要ない気がしますが、50lb以上でも安定して100%強度を出したいという方にはおすすめのノットです。

コツを掴めば、綺麗に素早く簡単に結べますので是非お試しください♪

結び方はこちら
さらに素早くコンパクトに!100%強度の「ノンスリップ・チューブノットSP」の正しい結び方

 

Pocket
LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

The following two tabs change content below.

伝説会長

ジギング歴22年。マイボートを所有し、週末はオフショアに。福井県在住でメインフィールドは福井県三国沖。対馬・輪島・石垣島・遠州灘・相模湾・海外などに遠征も。伝説会長は20年前のYahooブログのニックネーム

オリジナルグッズはこちら

ジギング関連グッズや
オリジナルグッズが沢山!
ストアに移動
記事検索