FGノットの強度を最大限に!今までの検証から「チェックポイント」をまとめてみた!

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おはようございます、しょうへいです。

先日、FGノットがまだ慣れていなくて、どうしても切れてしまうという相談を頂きました。

FGノットはキャスティングにもジギングにも使いやすく、使っている人が最も多いノットでもあります。

切れてしまう場合、どこに原因があるか、考える限りのものを挙げてみると、さまざまな理由があるようです。

ジギング魂では過去にFGノットに関する実験・検証を沢山行っていますが、今日はFGノットの強度を最大限にするためのチェック項目をまとめてみました。

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FGノットが切れる原因はどこ!?

無題

まずはFGノットが切れる原因として考えられるものを一覧にしてみました。

結構いろいろありますね。

DSC_8870

FGノットの強度を最大限にする為に、まずは締め込み具などを使って切ってみるのがオススメです。

これなら、どこで切れたのか、どうやって切れたのかを観察することができます。

FGノットの切れ方は、大まかにわけて2パターンに別れるようです。

DSCF0390[1]

1つはリーダーがノットからスポっと抜けてしまう「すっぽ抜け」で、PEラインを編みこんだ部分がそのまま残ります。

もう1つは「PEラインが切れる場合」です。

メインラインがバツンと切れる「高切れ」や、編みこみの部分が切れるときです。この場合、編みこみ部分はリーダーにくっ付いていますので、回収してくると残っていません。

まずはこのどちらであるかを観察し、どこに問題があったのか絞り込みます。

フローチャートの上から順番にチェックポイント(原因と対策)をご紹介したいと思います。

・編みこみ回数が適切か?

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すっぽ抜けるときの原因の1つは編みこみ回数が少ないことが原因として挙げられます。

多ければ多いというわけではありませんが、少なすぎると摩擦力が足りずにすっぽ抜けます。

過去に編みこみ回数を変えて強度がどうなっているかの検証をしています。

噂の検証① FGノットは編みこみ回数を増やしても「強度が変わらない」を検証してみた

記事のタイトルは「増やしても」となっていますが、最後に少ない回数のものも試しています。少ないとすっぽ抜けを引き起こすようです。※編み込み回数は上下10回前後がいいようです。

・締め込みをちゃんとしているか?

DSCF1574[1]

FGノットは締め込みが重要です。締め込むことで強度を発揮します。

すっぽ抜ける場合は、締め込みが足りない場合も考えられます。

締め込みが中途半端な「FGノット」の強度を測定してみた!

FGノットの強度は「締め込み方で変わるのか?」実験してみた!

締め込みが苦手という方は、最初からある程度締め込みをしながら結べるノッターを利用すると、綺麗に締め込みができるのでオススメです。

どれが良いの!? ラインシステムを簡単に組める「ノッター」を5種類レビュー!

私も普段からノッターを使ってFGノットを組んでいます。オススメアイテムですよ♪

PEラインしめる液」ってホントに効果あるの!? 実際に使ってみた!

締めるための液なども市販されていますが、こちらはノットを安定させる効果があります。

・焼きコブを作っているか?

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焼きコブは重要です!!

FGノットの「焼きコブ」は、どの位重要なのか!? 焼きコブありなしの強度実験をしてみました

小さなことですが、しっかりと引っかかりすっぽ抜けを防止してくれるので、大事なようです。

 

次からは、PEラインが切れる場合の原因です。

・焼きコブを作るときにメインラインに熱を与えていないか?

先ほどの項目では、焼きコブを作ることですっぽ抜けを防止してくれるということをご紹介しましたが、

焼きコブを作るときに、PEラインに熱を与えてしまうと劣化の原因となりうるかもしれません。

先ほどの記事で紹介しているような、ラインカッターのように、スリットが入っていて余計な部分に熱を与えない道具が失敗がないかもしれませんね♪

・本線へのハーフヒッチを行っているか?

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FGノットの「本線へのハーフヒッチ」は必要なのか!? 検証してみた!

FGノットの「本線へのハーフヒッチ」は最低何回巻けばいいのか検証してみた!

実験の結果、本線(ショックリーダー)へのハーフヒッチは必要だということがわかりました。

最低4回以上巻くと強度が安定するようです。

・ハーフヒッチの時にメインラインにダメージを与えていないか?

本線にハーフヒッチをする際に注意したいことです。

えっ!?ノットの強度が10%も落ちる!? ハーフヒッチ補強の「落とし穴」とは!?

濡らせばいいんじゃない!?ノットの「ハーフヒッチで強度激減問題」を対策してみた!

ハーフヒッチする時に、やさしくしないと、PEラインが摩擦でダメージを受けるようです。

濡らしてハーフ・ヒッチするのもオススメです。

・そもそも痛んだラインではないか?

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そもそもPEラインが弱っているのでは?ということも疑ってみます。

経年劣化や根ズレで表面がケバケバになっていたり、フィラメント切れを引き起こしているラインは強度が低下しています。

衝撃の強度低下が!「根ズレしたPEライン」の強度テストをやってみた!

「フィラメント切れ」を起こしたPEラインの強度がどの位か測定してみた!

・ドラグが強すぎないか?

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ノットは完璧だけど・・・というとき、最後にあるのはドラグの設定が強すぎる場合です。

ドラグは滑ることで、ノットの耐力以上の負荷がかかることを防ぐ機構です。

いわば最後の砦ともいえます。ドラグが強すぎる場合はノットが持たなくて切れますので、ドラグはやっぱりちゃんと設定したいですね♪

ドラグチェッカーの使い方から設定方法まで、今までのドラグに関する内容まとめ

今日はFGノットの強度を最大限にするためのチェックポイントをまとめてみました。

2,3度切ってみて、強度が出ていると安心して釣りが出来ますので、是非、一度お試しください♪

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