「PEラインしめる液」ってホントに効果あるの!? 実際に使ってみた!

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DSCF0829[1]

おはようございます、しょうへいです。

FGノットなどの編みこみをするノット用に「締める液」や「クリーム」などを使って増し締めをすることがあります。

専用のアイテムを使ったり、軟膏ワックスや軟膏液(ワセリン)などで代用したりと、人によってさまざまのようですが、実際に効果はあるのか、という疑問の声を前々からリクエストを頂いていていました。

また、潤滑液なので、すっぽ抜けなどが発生しないか心配という声も頂いております。

今回は専用として販売されている「PEラインしめる液」で実際に効果があるのか実験してみました。

FGノットの増し締めに影響はあるのか!?

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FGノットはPE2号とフロロカーボン8号の組み合わせであれば、8kgで85%以上の耐力が得られます。

私は普段、締め込みの液などは使っていませんでしたので、使っていなくてこれくらいという耐力です。
※摩擦防止として唾は付けています

また、締め込みがハンパなFGノットは耐力が落ちることは、以前実験を行いました。

DSCF0830[1]

今回使ったのは「OFFICE ACCEL(オフィスアクセル) PEラインしめる液」です。

使ってみたところ、回数が多いFGノットでもぎゅーっと締め込みが決まる感じがたしかにします。

DSCF0836[1]

上が「しめる液」を使っていないもの、下が「しめる液」を使っているものです。

確かに、下の「しめる液」を使ったほうが、編みこみが密になっていることがわかります。

「しめる液」を使わないと、編みこみの最初のほうは締め込めないことがありますが、液を使うと最後まで締め込みができます。

作ったFGノットは編みこみが10回(上10回・下10回)、リーダーを巻き込んだハーフヒッチが2回(上2回・下2回)、本線だけのハーフヒッチが2回というものです。

ラインはPEラインを2号(20lb・9kg)とフロロカーボン8号(30lb)です。

できたノットをドラグチェッカーに挟み込み、何kgで切れるか引っ張ってテストしました。

締め込み液で何がかわった!?

3回テストを行いましたが、3回目にもしかしてと思うことがあったので5回テストを行いました。

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 8 89%
2 8 89%
3 8 89%
4 8 89%
5 8 89%
平均 8.0 89%

わかったことは、ノットの強度が極めて安定するということです。

耐力自体は液があってもなくてもそう変わらないようですが、PEラインしめる液を使った場合は、最大値で安定しています。

これまでのテストですと、誤差程度ではありますが、5%から10%ほどのバラツキがでました。キロ数にすると1kgほどです。

しめる液は、ノットそのものが強くなるということは、私が組んだ上では発生しませんでしたが、5回ともほぼ8kgで切れるという、安定した結果が出ました。

締め込みがきっちり決まっている証拠と見てよいのではないでしょうか。

今回はPE2号と細いラインですが、これがPE4号以上の太いラインになると、この恩恵はさらに大きくなると思えます。

ラインが太ければ太いほど、締め込みに必要な力が大きくて、最後まで締めこみができないということがあるからです。

DSCF0837[1]

心配されていた、摩擦係数が大きくなることによるすっぽ抜けは一度も発生していません。

編みこみ終端で切れるいつものパターンです。

液自体が揮発する物質のようですので、このことに関しては心配しなくてもよさそうです。

太いラインでも、確実にノットを締め込みたい方や、ノットの能力を最大限に出したい方にはオススメのアイテムですね♪

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  1. むかしむかし、佐藤統洋さんプロデュースの「佐藤のじゅるじゅる」って、あったなぁ。

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