おやほーございます!会長です。
先日、管付き針でアシストフックを作る際、外掛け結びを1回結ぶだけでいいのでは?
という実験をしました。
管付きフックなら「1回結ぶだけで強度十分説」を検証したら衝撃の結果に!
その実験を踏まえて、ちょっと改良し、簡単で最強の管付き針の結び方が完成しましたので、ちょっとご紹介したいと思います。
管付き針なら1回結ぶだけで90%以上は完成している
先日の実験では、写真のように管付き針に一回外掛け結びをした状態で強度を測ってみました。
記事を読まれていない方もいらっしゃると思いますので、結果を申しますと。
30kgでフックが曲がり始め、32kgで抜けました。
これを滑りにくいシーハンターで結んだ場合は、フックの折れる38kgまで到達。ヒゲ(端糸)の長さも変わっておらず、1回で十分強度が出ていることがわかりました。
ちなみにですが、管付きではない叩きのフックではソッコーで抜けました。
滑りやすいPEのアシストラインは、抜けたとはいえ、32kgまで到達。
1回結びで、ほぼ90%結びが完成しています。
観察していると、力が大きく掛かると、ちょっとずつ滑ってヒゲ(端糸)が短くなり、最終的に抜けるのですが
1回結びだけで抜けそうにないシーハンターでも、安全面を考えてヒゲを大きくとっておく、この結び方は格好もよくありません。
そこで!
ちょっと改良を加えて、超簡単でシンプル、最強の管付き針の結び方が完成
せっかくシンプルに結べるので、ちょっと改良を加えて、滑るPEのアシストラインでも、強度が出せる結び方にしてみました。ヒゲを短く出来るのも特徴です。
まず、管付きフックにアシストラインを通します。
端糸を折り返します。初めての方は端糸を長めに折り返したほうがやりやすいです。
フックの軸に引っ掛け、出来た輪っかに端糸を通します。
ここまでが、先日ご紹介した「外掛け結び1回バージョン」です。
残った端糸を、フックの軸に対して、一回ハーフヒッチ(丸結び)します。
端糸を引っ張ってしっかりと締め込みます。
※説明しやすいよう、端糸を長めにとっています。
端糸をハサミでカットします。それほど長めに取る必要はありません。
完成です!
いつも4回結びしていましたが、4回結んでも端糸が抜けると崩壊するので、端糸(ヒゲ)を長めにとっていました。
4回結ぶよりは、1回+3回ハーフヒッチしたほうが、端糸を短くとれますし、1回巻きのところまで端糸が抜けない限り崩壊しません。
外掛け結び1回+ハーフヒッチ1回の、強度を測り、40kgがぶら下がるまでやってみましたが
全く抜けようとしません。※短くなったように見えますが、モケモケになっただけです。
おそらく、端糸を一回ハーフヒッチすることで、ラインが引っ張られた時に、ハーフヒッチの結び目が抜けようとする端糸を抑えるので、抜けにくくなるのだと思います。
ラインシステムやサルカン結びのハーフヒッチ補強と同じですので、2回、3回とハーフヒッチを増やすことで強度は増すのだと思われます。
すごくシンプルな結びで簡単ですので、釣りに行った現場でサッとアシストフックを作ることが出来ます。
40kgと全く強度に問題はありませんが、心配な方は、外掛け結び1回に対して3回ハーフヒッチがおすすめです。4回外掛け結びするよりは、端糸を短くとれて結びがシンプルです。
シーハンターで結ぶ場合もこのように端糸を短く収められます。
解くと、実際、端糸はこれだけあります。
ちなみに先日は、最強ジギングフック「幻」の一番小さく細軸な1/0の管付きタイプを使っていたので、30kgで曲がりはじめましたが、今回使った3/0は40kgでも曲がりませんでした。
ヤマイ/ステキ針 最強ジギングフック「幻」バラ売り・セット特売
大型のヒラマサやカンパチを狙うアシストフックを作るのには幻の3/0、4/0がおすすめです。
なかなか貴重な32号、35号クラスの大型のバラ針にしては、1本あたりの単価がリーズナブルです。
もちろん「管付きタイプ」もありますので、今回のシンプルな結び方で是非アシストフック作ってみてください♪
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