おはようございますしょうへいです。
また新たなノットが発見されたとのことで、さっそく試してみたいと思います。
海外発のノットで「Smooth and Powerful Fishing knot」と名前が付いていました。
略すると「スムーズでパワフルなフィッシングノット」となり、結構期待が持てます。
ちょっと長いので頭文字をとって勝手に「SPノット」と呼ぶことにします。
オルブライトノットの変形のようですが、実際はどうでしょうか!?
焼きコブ作りの新兵器も購入したので併せてご紹介したいと思います。
ノットの前に焼きコブ作りの新兵器
釣具屋さんで発見したプラズマラインカッターです。
石原商店という会社が販売しているようで、1000円くらいで釣具屋さんに売っていました。
過去にもプラズマラインカッターを紹介したことはあるのですが、そちらは喫煙用なのでプラズマがバッテンになっていました。
こちらは釣り具用とのことで、プラズマのラインがシングルになっています。
こんな感じです。
シングルなのでバッテンのものよりラインをカットしやすいですし、焼いたラインのカスが溜まることもありません。
プラズマなのでどんな太ラインでもカットできますし、風でも問題なく使えます。
USB充電式なので繰り返し使えるのも良いですね。
というわけでSPノットを結んでみる
こちらがその「Smooth and Powerful Fishing knot 」略してSPノットです。
2021年の投稿ということで調べてみましたが結構新しめのノットのようです。
基本的にはオルブライトノットの変形のようですが、一度結んでみます。
折り返したリーダー、メインラインを掴んで、折り返したリーダーにPEの端糸側を巻き付けていきます。
動画では8~10回とされていますのでその通りします。
通常のオルブライトノットですと、PEラインの端側をループに差し戻しておしまいですが、ここからが違います。
リーダーのループの片側にメインラインを重ねて、PEラインの端糸を巻き付けます。
動画では3~5回とされています。
あとは折り返したリーダーと、PEのメインラインと端糸の3点を同時に引き込めばノットが締まっていきます。
最後に、リーダーとPEの本線同士でもう一度締め込んだほうが綺麗に作れるようです。
5㎜ほどとかなり小さいノットができました。
オルブライトノットは強度はそこまでではありませんが、結ぶ時間が短くラインの消費も少ないノットです。
サバ狙いのライトルアー(ライトジギング)でナブラが立っているときにオマツリをしてしまい、急遽結んだ覚えが私もあります。
PEラインは2号、リーダーはフロロカーボン8号で試してみました。
回数 | 切れた負荷(Kg) | 結束強度 |
1 | 7.5 | 68% |
2 | 7.25 | 66% |
3 | 7.5 | 68% |
4 | 7.5 | 68% |
5 | 7.25 | 66% |
平均 | 7.4 | 67% |
元となったオルブライトノットが7kgくらいでしたので、それよりは少し強くなっているようですね。
切れ方もオルブライトノットと同じようにノットの末端で切れます。
では巻き回数を増やしてみましょう。
折り返したリーダーへの巻き付けを20回、ループの片側への巻き付けを10回に増やしてみました。
こちらは平均値だけを乗せます。
平均 | 7.8 | 71% |
少しだけ強くなりました。
切れ方は同様ですので、おそらく最後の部分に負荷が集中しているそうです。
過去にPEを二重に折り返して(ダブル)にして、オルブライトノットを結んだことがあります。
そのことを思い出して、PEラインを折り返してダブルライン状態にして結んでみました。
巻き回数は多くすると締め込みが困難になりますので、こちらは10回+5回の巻き付け回数です。
平均 | 8.2 | 75% |
8kgを超えてきました。
このあたりが限界のようですが、一応ドラグの範囲内であります。
オルブライトノットと同じで非常に素早く結べるノットです。
現場などで高切れしたときなどで急いでいるときにはいいノットかもしれません。
編み込み回数を増やすことで、強度も多少調整が聞きますので、ターゲットに合わせて増やしたり、必要なければ少なめでもいいかもしれません。
緊急事態用に一度結んでみて、結び方を覚えておくと便利そうですね♪
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丸岡しょうへい
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