こんにちは!しょうへいです。
これまでもアシストフックの作り方をご紹介してきましたが、今回は、ニードルなどの専用道具が不要で、船上でも作れる簡単なアシストフックの作り方をご紹介します!
では、さっそくいってみましょう!
簡単アシストフックに必要な材料
材料はラインと管付きのフックの2つだけです。接着剤も熱収縮チューブも使いません。
ラインは「シーハンター」30号150号を使いました。そのままま使ってもラインに張りがあるためトラブルが少なく、また中空ではないため結びやすいのが理由です。
フックは管付きであればなんでもOKですが、今回は「パイク JS-3 タイプR」の3/0サイズを使いました。シーハンター30号を2本通すのに管のサイズがちょうどいいからです。
道具として、締め込みのためのプライヤーとメタルジグ。この2つを用意しましょう、どちらも釣行のときに持っているものですのです、それ以外の特別な道具は必要ありません。
船の上でアシストフックが不足になることがないように準備したいものですが、もしもの時に少ない道具で作るための方法です。
簡単アシストフックの作り方の手順
それではさっそく行ってみましょう。
①まずはラインを15cmほどにカットし、片方に結びコブを作ります。
②フックを写真のように保持して、ラインを添えます。まだ管にラインは通しません。
③ラインを折り返し、さらに親指の根元でループを作ります。図にすると以下のようになります。
お気づきの方もいらっしゃいますね、これは外掛け結びです。ダブルラインになるように結ぶのが秘訣です。
④シャンクごと5回ほど巻きつけます。
⑤巻き終わったら、③の項目で作った親指側のループに先端を通します。
図にするとこんな感じです。
⑥軽く絞めてから、出来たループに針をくぐるか確かめます、通らなかったらもう一度やりなおしますが、15cmもとればおそらく余るはずです。
逆に長いなと感じたときは、①で作った結びコブをひきだしてコブの位置で調節します。
⑦出来たループにメタルジグを通して取っ手にします。ラインの端をつかんでプライヤーでゆっくり締め込みます。
フックのほうも持って絞めこみます、端糸と交互に何度か絞めこむと良いでしょう。
⑧最後にフックの管にライン通します、後ろから前に通すようにしてください。こちらの方向で通したほうが、フッキングの力が入ります。
以上で完成です!
そのままメタルジグに取り付けられます。
必要だった長さのアシストフックが無くなってしまったとき。サゴシに連続で切られてしまったとき等などに重宝します。
耐力も意外と高く、フックに18kgの水が入った一斗缶をぶら下げても抜けませんでした。
試しにフックを地面に固定し思いっきり引っ張ってみましたが、ラインが抜けるより先にフックが伸びました。上の写真はテストしたときのもので、左が伸びてしまったフックです。
つまり、正常なドラグの範囲内でしたら、安心してファイトできるということです。
材料費がかからず、量産しやすいのも利点です。だいたい3分くらいで1本作れます。
もちろん、家で作って結び目に接着剤を塗って補強し、熱収縮チューブを通してより強固なものを使用しても良いでしょう。
3/0より大きいフックで作るときは、最初の結びコブを八の字結び等にすると強度はさらに上がるでしょう。
以上です!試してみてくださいね♪
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丸岡しょうへい
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