「FGノット」vs「PRノット」どっちが強いか対決してみた!

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DSC_7401

おはようございます、しょうへいです。

先日の「ショックリーダーとPEラインの接続方法の多数派アンケート」は、おかげさまで600名以上の方にご回答頂きました。

たくさんのご協力ありがとうございました♪

まずは、結果発表から

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FGノットとPRノットの2大摩擦系ノットで90%!

無題

 

ラインシステムのノットですが、半数を超える方がFGノットを利用しているそうです。もっと分かれると思いましたが意外でした。

続きましてRPノットが続いています。FGノットとPGノットの合計が90%以上と2大摩擦系ノットが予想以上に多いですね。

ダブルラインを使い続けてる方や、その他の方もいらっしゃいますね~。何結びなのでしょう、気になります。

どっちの結束ショー!!FGノットとPRノット強いはどっち!?

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アンケートの結果で、殆どの方がFGノットかPRノットということが分かったのですが、一体どちらのノットの方が強いのでしょうか?

実際に対決してみました♪

計測に用いた道具は、ラインを安全に引っ張るためのタカ産業「相棒」と、何Kgの加重で切れたのか測るためのBOUZ「ドラグチェッカー」です。

ラインはPEラインを2号(20lb・9kg)、ショックリーダーはフロロカーボン30lbを用います。

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西~~~FGノット~~~。

1本のリーダーの片方にFGノットでPEラインを結びます。

DSC_8867

東~~~PRノット~~~。

もう片方にPRノットでPEラインを結びます。

DSC_8869

行司として真ん中にドラグチェッカーを設置します。

これで、切れた時の力が計測できます。

DSC_8870

はっけよいのこった!

どちらかが切れるまでゆっくりと力をこめて引っ張ります。切れるまで渾身の力で引っ張ります。

ちなみにですが、FGノットの編みこみは10回(上下10セット)、PRノットの巻きつけは5cmほどです。それぞれノット後にハーフヒッチを7回ほど行っています。

編みこみの回数には、それぞれ人によってコダワリがあると思いますが、今回はこの回数で計測しました。

気になる結果は!?

3回試した結果がこちらです。

切れたノット 切れた負荷(Kg) 切れた箇所
FGノット 7.8 編みこみの最終部
FGノット 8.1 編みこみの最終部
FGノット 8.0

編みこみの最終部

3回ともFGノット側が切れました、それぞれ切れた負荷は8kg前後となりました。

FGノットは切れはしましたが、85%以上のノット強度は達成されていますし、PE2号で8kg前後ですとドラグの範囲内と言えますね。近海のジギングで問題が起きることは無いでしょう。

また、切れる箇所が3回とも編みこみが最終部であることに注目したいです。

DSC_8877

DSC_8892

切れたところの写真です。少しわかりにくいですが、編みこみの終端が切れ、その後のハーフヒッチは抜けてしまうような切れ方をしました。どうやらここが弱点のようですね。

一方のRPノットですが、対決後にPRノット単体で切れるまで引っ張ったところ、いずれも9kg前後で切れました、ほぼ100%の結束強度といえます。

切れ方もノット部で切れるのではなく、PEラインの高切れでした、ノットそのものに弱点はないようです。

まとめ

単純に耐力だけで対決した場合、PRノットに軍配があがりました。

しかしいずれの場合も85%を超えるノット強度を持った結び方ですので、どちらの結び方でも実戦で問題がおきることはないかと思います。

PRノットはノッターが必要な結び方ですので、手軽に道具なしで結びたいときや、船の上で地合いを逃したくないときはFGノットを使う機会があるかもしれません。

また、ノット部はFGノットのほうがノット部が小さく結べますので、キャスト時のひっかかりが気になる方はFGノットを使われると良いかと思います。

どうしても大物と安心して戦いたい、というときはPRノットが有利かもしれません。PRノットはノッターを用いるので、逆にノットが均一で安定するという側面もあります。

最後にですが、ドラグの設定も大切であると再確認できました。信頼できるノットに、安心して戦えるドラグ設定のバランスが大事かもしれませんね♪

おまけで電車結びもw

電車結びも何度か試しました。いずれも4kgほどでノット部でPEラインが切れてしまいました・・・私がヘタクソなのもあるかもしれませんが・・・。

負荷がかかったときにラインがすべり、その摩擦でPEライン側が切れているような気がします。(実際にスロー映像で見たわけではないので確証はありませんが・・・)

どちらにせよ、30lbほどの太さのラインを電車結びにすると締め込みがうまくできないようなので、摩擦系のノットを使うほうが間違いがないと思いますよ♪

対決で使用したアイテム

 

 

 

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PE0.3号〜3号まではライトタイプ、PE1.5号から8号まではヘビータイプがおすすめです。ヘビータイプはもうちょっと細いラインまで使えますので、迷った方はヘビータイプがオススメです。

 

 

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