おはようございます。会長です。
シマノから喰いの渋った大型のモンスターヒラマサを狙うためのビックペンシル「オシア モンスタードライブ220F」が発売されました。
まずは、モンスタードライブ220Fの特徴から見てみましょう!
「オシア モンスタードライブ220F」とは
オシア モンスタードライブ220Fは、同じシマノから発売されているトッププラグ「別注ヒラマサ220F」をベースにフロントフックのアイの位置を、ロングアシスト(シングルフック)を搭載するために適正化したモデルです。
別注ヒラマサの220Fといえば、サイズが220mm、重量が114gと大型のプラグで、大型のヒラマサをはじめ、GTフィッシングでも利用されるプラグです。今年のはじめに、モルジブにGTフィッシングに行った際は、別注ヒラマサ220Fが大活躍でした。
特徴は、やはりロングアシストフックです。
ツインフック化することでシングルフックを軽量にし、かつアシストを長くすることで、僅かな吸い込みでも確実にフックを口の中に入れることが出来るそうです。
ウェイトが114g→142gに変更に!?
別注ヒラマサ220Fはウェイトが114gでしたが、モンスタードライブ220Fは、同じ形状、同じサイズにも関わらず、142gにウェイト設計が見直されています。
なかなかのウェイトで、小型GTか大型のヒラマサをターゲットにしたロッドでしか投げれそうにありませんね。
このウェイト設計の見直しにより、アクションのキレやダイブのしやすさが向上しているそうです。
別注ヒラマサ220Fはダイブさせるのにちょっとコツが必要でしたが、動画を見る限りではかなりダイブさせやすい様に感じます。
トッププラグのシングルフック化について
最近、トッププラグのシングルフック化を進めていて、何度か話題にしていますが、私がプラグのシングルフック化を進めようと思った理由が、今年のはじめに、別注ヒラマサ220FにGTがヒットした際にフックを曲げられたことが始まりでした。
シングルにしてさらに太軸して強くしたいというのが、本当の目的です。
ただ、先日の記事でシングルフックに対して、興味のあるコメントを頂きました。
何故シングルフックとトレブルフックをフック単体で合わせようとするのですか?
それをやると、シングルフックのメリットを悉く潰しますよ。青物のような吸い込み型補食をする魚を相手に針の自重を重くしてしまうと、吸い込まれにくくなってフッキング率が下がるのは分かりますか?
針かがりのプロセスを理解しないと、絵に描いた餅になってしまいますよ。
シングルフックの利点の殆どは、針かがり後に発生するものですから、掛からなければ無駄になります。
厳しいお言葉ありがとうございます♪
確かに、青物のように吸い込み系の魚に対して、シングルフック1本で重量合わせしてしまうと、フックの重量がかなり重くなる為、吸い込み辛くなりそうです。
この度発売したモンスタードライブ220Fも同じ考えのもと、ツインフック、フック軽量化、アシストのロング化がされているようです。
よって、ブリやヒラマサなど青物を狙う場合は、ダブルクダコのようにシングルフックをツインにしたフックを使ってフックのサイズを小さくすることとで、一本あたりのフックの重量を抑えることが出来て、吸い込みやすく出来るかもしれません。ツインフックの方がトリプルフックよりは太軸に出来そうですし。
しかし、マグロなどの歯の鋭いターゲットは、飲まれ防止にアシストのないシングルフックのほうがいいとか、シングルフックについてはもうちょっといろいろ考えてみるべきかもしれませんね。
何はともあれ、モンスタードライブ220F、もう店頭に並び始めているらしいので、試してみたいですね〜。
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毎回楽しみに読ませてもらってます。
ルアーのシングルフック化についてですが、ルアーのウォブルアクションなどはフックの重さによって増幅されているといった側面もあるかと思います。
今回の記事のようにしなやかなアシストを介することに事によって、たとえ重さが同じフックでもルアーの設計通りのアクションが再現できるのかが心配…と、素人ながら考えてしまいました。
できればご検証いただけると幸いです。