糸ヨレしたショックリーダーの強度② ヨレてクタクタになった状態のリーダーの強度測定

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おはようございます、しょうへいです。

前回、「糸ヨレしたショックリーダーの強度」を実験しました。

目的は「スイベル(ヨリモドシ)の必要性」です。

前回の実験では、糸を50回転させ、ねじれた状態で引っ張って強度測定し、約20%強度が落ちることが分かりました。

今日は、一旦50回転させたショックリーダーをもとの状態に戻して、ヨレヨレ状態のショックリーダーの強度を測定してみました。

果たして、100%まで戻るのか!?、それとも80%のままなのか!?

ではやってみましょう!

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糸ヨレしたショックリーダーの強度測定の実験方法

DSCF1314[1]

糸ヨレしたショックリーリーダーの強度測定の実験方法ですが、ジグとジグを1本のラインで結びます、結束にはイモムシノットを用いました。

イモムシノットは過去の実験で強度100%以上を達成したノットです。

片方のメタルジグを固定し、もう片方のジグをグルグルと回転させてわざとヨレをかけていきます。

一定の長さにしてヨレをかけなければ結果がバラバラになってしまうので、ショックリーダーの長さは30cmに統一しました。

ここまでは、前回と同じなのですが、今回は

DSCF1315[1]

50回転させたラインに、一旦回転したまま「5kg」の負荷をかけました。

魚が掛ったという想定です。

そして回転を元に戻します。

DSCF1319[1]

こうして、ヨレがついてクタクタになったラインを、ドラグチェッカーに挟み切れるまで引っ張り、強度を測定します。

ラインは30lb(13.6kg)のフロロカーボンです。

糸ヨレしてクタクタになったショックリーダーの強度

5回のテストを行いました。

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 12 88%
2 12.5 92%
3 12 88%
4 12.5 92%
5 12.5 92%
平均 12.3 90%

ちょっと意外な結果です。

イモムシノット単体では103%の強度を発揮しました、50回転したままのラインは82%まで強度が低下していました。

今回の実験では、ヨレを元に戻したとしても10%近く強度が落ちていることがわかりました。

ヨレてクタクタになったリーダーは早めに取り替えるのが吉のようですね!

スイベル(ヨリモドシ)を使うとヨレは解消できますが、ジグに対して抵抗になってしまうのも悩みどころ。

ただ、マグロ狙いで、沈下系のホットケメソットや、ジグをあまり飛ばさないようなジギングでは、スイベル(ヨリモドシ)は確実に付けたほうが良さそうですね。

 

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