おはようございます。会長です。

昨日のことですが、釣り友達がFacebookで「今からリールのドラグをUTDからATDに変更します〜」

と投稿していたので、

「ネタ頂戴♪」

とドラグの交換風景の写真をねだったところ、写真を送ってくれました♪

説明もしてもらいましたが、とても簡単そうでしたので、ちょっと交換方法をご紹介したいと思います。

UTDとは？ATDになぜ交換する？

 

友達がドラグシステムを変更したのは、ダイワの12キャタリナの4000番です。
※Daiwaの他のリールも変更方法は同じようです。

15年以降の現行モデルのリールには、ドラグシステムにATD(オートマチックドラグシステム)が搭載されています。

以前のモデルにはUTDというドラグシステムが搭載されており、新システムのATDは滑らかな滑りだしと、安定した負荷を掛けてくれるので、評判の高いドラグシステムです。

自分も使っていますが、UTDだと(出だしが固くて、出たら負荷が弱い）感じがして、それが好きな方もいらっしゃると思いますが、私は滑らかな出だしで、継続的な安定した負荷を与えてくれるATDの方が好みです。

UTD→ATDへのドラグ交換は釣具店に持ち込んで、Daiwaさんに送ってもらえば変更してもらえますが、自分で変更すると少し安く出来るそうです。

UTD→ATDの変更方法！ドラグシステムの変更は超簡単だった！

UTDからATDにドラグシステムを変更するには、ドラグワッシャーを交換するだけだそうです。

厳密に言うと、ドラグワッシャーについているグリスがポイントだそうで、ATDのドラグワッシャー用のグリスは市販されていないそうです。

友達は、ヘッジホッグスタジオさんで、ATDのドラグワッシャーを購入したのですが、最初からATD用のグリスが塗布されていました。

 

袋から出したらこんな感じ↓

 

最初からグリスが付いています。

ドラグワッシャーの交換方法はすごく簡単です。

 

ドラグワッシャーはスプール側に入っていますので、リールからスプールを外します。

 

ドラグノブを外すと、見えるこの裏側にワッシャーが入っています。

ちょっと分かりにくいので、自分の10ソルティガのスプールを見てみます。

これが、ドラグノブを外した状態。五角形の針金のようなストッパーで止まっています。

指を引っ掛けて、五角形の針金をちょっと押してやると

このように外すことが出来ます。

このギザギザのついた蓋のようなものを持ち上げると、裏側にドラグワッシャーが隠れています。

12キャタリナの場合はこんな感じ。黒い3枚がドラグワッシャーです。

この3枚を、新しいATDドラグワッシャーに交換します。

左がATD、右がUTDです。

ちょっとだけ大きい？

最初からATD用のグリスが付いていますので、ワッシャー以外のパーツに付いているグリスを綺麗に落とす必要があります。

パーツクリーナー(油落としスプレー)などで、綺麗にするといいそうです。

こんな感じで、スプールの中も綺麗にグリスを拭き取ります。

あとは、もともとあった黒いドラグワッシャー3枚を新しいATDドラグのものに入れ替えて、順番に戻していくだけです。

グリスは付いていますので、塗る必要はありません。

最後の五角形の針金のようなストッパーもちょっと押せば簡単に入ります。

意外と簡単ですね♪

 

これで、旧式のリールをUTDドラグからATDドラグに変更することが出来ました。

慣れれば5分ぐらいで出来そうです。

ATD用のドラグワッシャーは、ヘッジホッグスタジオさんが販売されていて、Amazonにも出品されているようです。

ちなみに【ダイワ純正】ATDワッシャー SG ◯◯-◯◯という商品なのですが

◯◯に入る数字がドラグの番手を表しているようです。

35-50なら3500番〜5000番用みたいな。

ちなみにソルティガやキャタリナの3500〜5000番は【ダイワ純正】ATDワッシャー SG 35-50が対応しています。

価格は小型リールは安いようですので、大型リールになるほど高くなるようです。

Daiwa ATDチューンナップサービス 価格

小型スピニングリール	1枚	￥2,500
小型スピニングリール	3枚	￥3,500
ソルトルアー大型スピニングリール	3枚	￥5,000
ソルトルアー大型スピニングリール	5枚	￥7,000

http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/special/atd_tune/index.html

ダイワ ATDチューンナップサービスの価格と比べると自分でやれば1500円ほど安く出来るようです。

私も早速、10ソルティガのドラグをATDに交換したいと思います♪