おはようございます、しょうへいです。
オフショアの釣りではリールはかなり過酷な環境にさらされます。
分解しないまでも、できるところに注油することでリールの寿命を延ばすことができるといわれていますが、どこにどのオイルを塗布するのがいいのでしょうか!?
日常の分解しないメンテナンスについてまとめてみました。
分解しなくてもメンテナンスで寿命が延びる!?
リールは使った後水洗いをして塩を落とします、そのあとオイルアップすることで滑らかさが長持ちすると言われています。
オイルとグリスの二種類があります、基本的にはメーカー純正のものを使うのが間違いなさそうです。
オイルとグリスがセットになっているものが便利です♪
まずはメインシャフトです。こちらはスプールを取り外せばかんたんに見ることができます。
油などでギトギトに汚れている場合は綿棒で清掃が必要ですが、そうでなければ注油だけでもだいぶ回転がよくなります。
こちらにはオイルを塗ります。あくまでも薄く吹き付ける程度で十分だそうですので、スプレータイプのオイルを吹き付ける時間は1秒以内にします。
DAIWAのマグシールドが搭載されているものはオイルはあまりよくないそうなので、直接吹かずに綿棒などにしみこませてから塗り付ける方法のほうがよさそうです。
つぎはラインローラーです。
私の経験では一番ベアリングが錆びやすい箇所です。こちらにはオイルを使います。
異音がするほどの場合は交換が必要です→リールのラインローラーからシャリシャリと異音がした時の簡単メンテナンス方法
日常的なメンテナンスでは、分解せずにラインローラーの隙間からオイルがしみこむほどの量を吹き付けるだけで防錆効果が得られるそうです。
こちらも1秒以下の吹き付け時間でOKだそうです、オイルが垂れたら拭き取ります。
こちらもDAIWAのマグシールド搭載機などは絶対に注油してはいけないと説明書にかかれていました。
私は16キャタリナを発売すぐからずっと水洗いだけでのメンテで結構な頻度で使い続けていますが、いまのところローラーから異音がでることはないので、ほんとに注油はいらなそうです。
ベールがの可動部の擦れる箇所にはグリスを吹き付けます。
隙間からしみこむ程度で良いそうなので、こちらも少しだけにします。
グリスには防錆の効果もあり流れ落ちにくい油剤なのでベールにはグリスのほうが良いそうです。
お次はハンドルを外した箇所のベアリングです、反対側のハンドルキャップを外した箇所も同様です。
ベアリングが見えますので、こちらに注油します。
こちらにはオイルを塗る派の方と、グリスを塗る派の方がいらっしゃるようですが、シマノ純正オイルセットの説明書にはグリスを塗ると書かれていました。
グリスは回転は少し重くなるかもしれませんが、防錆効果が高い油剤です。
オフショアで使うのでここは防錆効果を期待して説明書通りグリスアップにしました。
先ほど同様、DAIWAマグシールド機にはオイル類は禁止となっていますので、ハンドル軸内部への注油は厳禁です。
最後にハンドルノブの隙間からグリスを少量吹き付けます。
こちらも異音がする場合は分解してベアリングを取り出しますが、日常的なメンテナンスであれば隙間からグリスをすこし吹き付けるだけで良いそうです。
【ちょっとずつリールメンテ②】スピニングリールのハンドルの簡単メンテナンス
以上、5か所を分解せずに注油しました。
分解しなくとも日常的なメンテナンスであれば、これだけで十分だそうです。
注油したあとのリールは、何度かリールを回転させてオイルをまんべんなく回してやると効果UPだそうです。
また、長期間使わない時期でもたまにはリールを回してやることでオイルが偏ることを防ぎ、防錆効果が得られるそうです。
最後に注意事項なのですが、特殊な防水機構があるリールには注油してはいけない箇所もあるので、リールの説明書に従うほうがよさそうです。
せっかくのリールなので長く使いたいですよね♪参考になれば幸いです♪
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丸岡しょうへい
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