おはようございます、しょうへいです。
先日から始めてみた「ちょっとずつリールメンテ」。
第一弾はラインローラーのメンテナンスをやってみました。
リールのメンテナンスをちょっとずつ学ぼうというこの企画、2回目の今回はスピニングリールのハンドル(ハンドルノブ)のメンテナンスをやってみたいと思います。
ハンドルも良く回るほうが良い!?ハンドル(ハンドルノブ)のメンテナンス
なにはともあれ、ハンドルをリールのボディから取り外しました。
そういえば買って以来外したことがないような気がします(笑)
本体がついたままではメンテナンスしにくいので、外してからメンテナンスすることにしました。
ここからハンドルを分解していくのですが、ハンドルのノブの取り外し方は機種によってさまざまです。
コインであけるもの、ネジで止まっているもの、キャップがはまっているだけのもの、専用の工具がいるものなどがあります。
リールの説明書や付属品を見てから分解してみるほうがよさそうです。
道具は、ドライバー、オイル類、ピンセット、ウエス(油を拭くための布)、パーツクリーナーを用意しました。
今回分解したシマノのバイオマスターSWは、ハンドルノブのキャップが大きいマイナスの窪みがありましたので、コイン(硬貨)で外すことが出来ました。
キャップをはずすと、さらに奥にビスが見えます。
このビスを外すことで、ハンドルからノブが外れるようです。
分解してパーツを順番に並べておきます、こうすることで組み立てるときに迷うことがありませんね♪
また、スマホなどで写真をとって残しておくことで、組み立てるときの記録にすることができます。
ハンドルノブは薄いワッシャーなどが含まれている場合があるので失くさないように注意が必要です。
さて、分解してみるとやはりベアリングに汚れがこびりついていました。
ギリギリ錆びてはいないようなので、前回のラインローラーのメンテナンス同様、ベアリングを洗浄することにしました。
ベアリングが錆びていた場合は、釣具店でパーツとして注文するか、同じサイズのベアリングを探してきて交換することになりそうです。
また、バイオマスターSW(10年モデル)はノブ外側の軸受けがベアリングではなくプラスチック製のキャップ?でした。
ベアリングに交換するとさらに回転がよくなりそうですが、それはまたの機会にレポートしたいと思います♪
ベアリングの洗浄は前回と同じく、パーツクリーナーを用います。
ボトルに入れたベアリングが浸るくらい十分にパーツクリーナーを吹く→1分ほど放置→蓋を閉めて、軽く振るを繰り返しました。
油と汚れが浮いてきますので、綺麗になるまで繰り返しました。
特殊な密封がされたベアリングやマグシールドベアリングなどはこういった洗浄はできませんので注意です。
洗浄したベアリングはパーツクリーナーを十分に乾かす必要がありますので、その間にハンドルそのものも清掃します。
買ってからハンドルを分解した記憶がないリールですが、やはりノブの根元に塩がこびりついていました。
アームの稼動部にも塩が溜まっています。
綺麗に洗浄して、これもよく乾かしました。
あとは分解した順番に組み立てて、オイルアップすれば完成です。
ハンドルのベアリングはオイルを塗るか、グリスを塗るかで一長一短あるそうです。
オイルは粘度が低いので回転力に勝ります。一方、グリスは粘度があるので回転は劣りますが防水性があるのでベアリングの耐久性を高めるそうです。
オイルとグリスのセットに付属していた説明書にも同様のことが書かれていて、防錆性能を上げたいのであればグリスがよいとされていました。
このリールはほぼ海水でしか使わないので、今回は防錆性能を優先してグリスを塗布しました。
ダイワの「マグシールドベアリング」など、オイル類を一切塗ってはいけないベアリングもあります。
メンテナンスの際はリール付属の説明書をよく確認したほうがよさそうですね。
組みあがったらガタ付きがないかなど確認しつつ、ハンドルを回してベアリングにオイルを循環させます。
使わないリールも定期的に回してやることで、オイルが各機関部、ベアリングにオイルが回るので錆にくくなるそうです。
完全に分解しなくともキャップだけ外して定期的にオイルアップしてやることで、ベアリングの寿命を延ばすことができるとも言われています。
意外と簡単にハンドルのメンテナンスができました!
ハンドルは回転がスムーズなほうが快適に釣りをできますので、定期的にメンテナンスしたいと思います♪
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丸岡しょうへい
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