ほぼ100%強度の「ノンスリップ・ループノット」をジギングでも使いやすくする方法とは!?

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おはようございます、しょうへいです。

先月、強度を出してみたらほぼ100%に近い強度を発揮した「ノンスリップ・ノット」。

簡単ですし、道具もいらず編みこみも必要ないので重宝するノットですね。

でも、ジギングにはちょっと使いにくいかも?という意見や、こうしたらいいのでは?という意見をいくつか頂きました。

その中で、これならジギングでも使いやすいかも!?という使い方を1つ見つけたのでご紹介いたします。

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覚えていますか!?オフショアスイベルノット

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「ノンスリップ・ノット」はほぼ100%の強度を発揮するノットなのですが、いくつか気になる点もあります。

まずはサルカンにループで掛かっている点です、ルアーの動きを妨げないのは良いのですが、逆に感度が気になるという声もありました。

また、サルカンに掛かっている部分はライン1本のシングルです。しかも固定されていないので、魚が暴れたときに擦れて弱点になるのでは?という声もありました。

チューブを噛ませるという対策もあります、キャスティングならそれで良いのですが、ジギングだと結びなおす回数もそこそこあるため若干めんどくさいのが正直なところです。

いくつか「こうしてはどうか!?」という対策をいただき、いろいろ試しながら探ってみましたが、その中で1つよさそうな方法を見つけました。

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(引用元:よつあみ http://yoz-ami.jp/line_knot/1319

それがこちら、オフショアスイベルノットです。

いかにもオフショアでスイベルを結ぶために使ってくれといわんばかりの名前ですよね。

過去に八の字チチワで試したことがあるのですが、オフショアスイベルノットで切れるところは、ループを作ったところでした。

ということは、100%近いループが作れる「ノンスリップ・ノット」ならもっと強いオフショアスイベルノットができるのではないでしょうか!?

サルカンも固定されますし、ノットそのものも簡単で難しいことはありません。

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説明と同じようにループを作った後にサルカン(ソリッドリングとスプリットリング)を通します。

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8号以上のフロロカーボンだとちょっとだけ締め込みが大変ですが、硬く固定できます。

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できました!

ちゃんとダブルでサルカンに掛かっていますね。

いつものように、切れるまで引っ張りドラグチェッカーで数値を測定します。

ショックリーダーは、フロロカーボン30lb(13.6kg)を用いました。

気になる結果は!?

3回テストをしてみました。

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 13 96%
2 13.5 99%
3 13 96%
平均 13.2 97%

OKですね!

ほぼ100%と安定して強度がでています。

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このノットは、サルカンにダブルで掛かっているだけでなく、編みこみのようになっている部分がクッションのように働くので、サルカン付近で切れることはありません。

切れるときはいつもループを作った部分です。

ちなみにと、よりオフショアスイベルノットが作りやすい4号ラインでやってみましたが結果は同じです。

DSCF1027[1]

ちなみにですが、過去の計測でダブルラインの片方だけ切って計測したことがります。

結果にバラつきが多いですが、実はこの状態でも50%ほどの強度を残しています。

サワラがやたら多いポイントなどで、先糸をつけるよりはこっちを選択したほうが実は切られにくい?とは思っていますので、今度実際にサワラの対策になるか試してみたいと思います。

いつも情報ありがとうございます!!

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