イモムシノットのハーフヒッチ、何回で100%になる?回数別強度調査 -細糸編

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おはようございます、しょうへいです。

サルカン結びをハーフヒッチで補強すると、単純にノットが強くなる場合があります。

何回も数多くやるのは少し面倒なので、どのくらいの回数から強度が出るのか?という実験を過去にやりました。

過去に、イモムシノットをフロロカーボン8号で実験してみたのですが、その時は交互に結んで8回から100%強度になりました。

今回は、スーパーライトジギングなどで使う4号などの、比較的細いラインで実験してみました。

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細糸の場合、ハーフヒッチ補強の回数は増やすべき⁉

DSCF1092[1]

ハーフヒッチは、メインラインに端糸を上、下、と交互に結び付けていく結び方です。

メインラインをしっかり張った状態で結んでいけば、かなりの補強が可能です。

イモムシノットは、ほぼハーフヒッチだけで作られているノットですが、強度100%を達成する強いノットです。

今回もこのイモムシノットを使って実験します。

ハーフヒッチは上下と交互と結んでいく結び方なので。数え方がややこしいのですが、前回に合わせて1セットを2回と数えます。

2回(上・下1回づつ)
4回(上・下2回づつ)
6回(上・下3回づつ)
8回(上・下4回づつ)

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ラインは4号16lbを使います。ドラグチェッカーに挟んで切ったら7㎏で切れました。ほんとはもう少しだけ強いラインかもしれませんが、細いので少し誤差がでました。

取っ手がわりのジグに、ラインを結び付けて、何㎏で切れるのかハーフヒッチの回数を変えて実験してきます。

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ラインも細いのですが、今回はメタルジグもSLJ向けのもの、それに合わせてスプリットリングも小さく、リングも溶接の細い軸のものを使っています。

それぞれ3回づつ試してみました

ハーフヒッチの回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
2 5 71%
2 5.5 79%
2 5.25 75%
4 6.75 96%
4 6.5 93%
4 6.75 96%
6 7 100%
6 7 100%
6 7 100%
8 7 100%
8 7 100%
8 7 100%

今回の実験では、ハーフヒッチは4回(上2回・下2回)から強度が発揮され、6回もすれば100%になることが確認できました。

意外なのは、たった2回(上1回・下2回)でもそこそこ強度があることです。

とにかく4回もやっておけば強度的には問題なさそうです。

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6回もハーフヒッチをすると、イモムシノットがノット部をそのまま残したまま切れることもありました。

おそらくライン強度に対して100%を達成しているのではいか⁉と思われます。

4~6回くらいのハーフヒッチならそこまで手間ではありませんし、フロロ4号であれば締め込みも楽です。

8号の場合は、8回から100%になりましたが、細糸になって回数が少なくていいのはちょっと驚きですね。

増やすべきかと思ってました。。。

この実験が、今後の参考になれば幸いです♪

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