おはようございます。会長です。

昨日、ふと思ったのですが、アシストフック作る時のセキ糸って、アシストフック1本あたり、どの位の長さ使っているんでしょ？？

っていうか、アシストフック1本あたり、いくらぐらいかかってるの？

数円なのか？数十円なのか？？

ということで、測ってみたり、計算してみたりしました。

セキ糸(スレッド)が全然なくならない

 

先月ぐらいからでしょうか？セキ糸の代わりに、ロッド(釣り竿)のガイドを巻きつける為のスレッドを使ってみているのですが、これが全然無くならない。

もう100本近くアシストフックを作っている気がするのですが、いっこうになくなる気配がありません。

ん？？ところでセキ糸って。。アシストフック1本あたりどの位の長さ使ってるの？

これって、いくら位かかってるの？？

使うセキ糸の長さはフックの軸の太さによる

 

当たり前ですが、使うセキ糸の長さは、フックの軸の太さによって変わると思いますので、青物ジギングでよく使いそうな、幻(まぼろし)の2/0あたりから測ってみたいと思います。

幻の2/0って6本も入ってて、実売540円とお得なので、結構人気のサイズです。

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ノギスで軸の直径を測ってみると、2.25mmあります。

そこそこ太めの線径ですね。

この直径でどの位の長さが必要か、計算してみようと思いましたが

 

よく考えてみたら、アシストラインも一緒に巻きつけるので、フックの軸系だけで計算しても意味がありません。

 

一緒に重ねて測ってみると4mmありますが、

 

ちょっとセキ糸を巻いてから測ってみると、潰れる為、幅は3.6mmぐらいになりました。

ということは、円周というよりも、このような楕円にラインが巻かれることになります。

楕円周？

計算してみると1楕円周あたり、9.712mm必要になるようです。

厳密に言うと少し斜めに巻かれることになるので、大まかに1周あたり約1cm必要と考えると、100回巻くのに約1m必要ということになります。

 

実際、何回転させたか数えながらセキ糸を巻いていきます。

アシストラインをフックに貫通させた場合、あまりセキ糸を巻かなくても、結構な強度(30kg)以上になることが以前の実験で分かっていますので

アシストラインのピンクが見えないぐらいになったらやめました。上に折り返して巻いたりはしていません。

回数は113回でした。

理論値ですと、113cmになるはずです。

 

せっかく巻いたのですが、今度は逆に解いて長さを調べてみることにします。

全部、解きました。

長さを測ってみると、114cm！ほぼ計算通りです。

 

これで計算が出来るようになったので、幻の一番太い4/0と45号(300lb)のアシストラインで計算してみると、およそ1.5m使うということが分かりました。

ちなみにもう一回折り返して、上に巻くと50回ぐらい増え、約50%程度増えますので、青物のアシストフックを作る時は「1m〜最大2m」ぐらい使うと思っておけば良さそうですね。

スローピッチなど細軸なら半分ぐらいになりそうです。

コストを計算してみる

使っている、スレッド糸は確か300円で200m巻でした。

増税もあることですし、330円で計算してみます。

1mだと200本作れるので、1本あたり1.65円

1.5mだと133本で、2.48円/本

2mだと100本になりますので、3.3円/本になります。

青物ジギング用のアシストフックで最大でも3.3円ぐらいなんですね。

ちなみにちゃんとセキ糸を買うとボビンが小さく200mもないと思いますので、100mだと仮定すると倍ぐらいで考えておけば良さそうです。セキ糸の太さにもよると思いますが。。。

まとめると

青物用のアシストフックに使うセキ糸は1m〜最大でも2m程度。

コストは1.6円〜最大3.3円と数円で、10円はまず掛からないと思っておけば良さそうです。

1000円ぐらいするセキ糸のコストは今度ちゃんと出してみたいと思いますが、いつも50本以上は作れてますので、10円から20円ぐらいになるんじゃないかと思います♪

そろそろ青物のいい季節に入ってきました。青物用アシストフックに幻(まぼろし)おすすめですよ♪

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