おはようございます。会長です。
私が、タングステンの釣具を初めて見たのは、13年ぐらい前でしょうか〜?
キスの天秤(シンカー)で、数千円した記憶があります。
それから徐々にではありますが、タングステンのメタルジグもいろいろ増えてきましたね〜
そういえばタングステンって「比重が重い」のと「レアメタルで価格が高い」ということぐらいしか、知りませんね〜。
今日は、タングステンのことについて、もう一歩深く調べてみましたので紹介します。
タングステンがメタルジグで使われる最大の理由は比重
タングステンは比重が19.3で、鉛の比重11.3と比べて1.7倍重い金属で、メタルジグの体積を同じ重量のまま小さくしたい場合に使われます。体積が減れば水の抵抗を受けづらく、着底までの時間を早く出来るなどのメリットが有ります。
タングステンは融点3422℃ととても高い
タングステンは熱して溶け始める融点が3422℃とかなり熱に強い金属です。ちなみに鉛の融点は327.5℃です。タングステンのメタルジグを自作できるのかな〜?なんて思っていましたが、とても一般的な道具ではタングステンを溶かすことは不可能そうです。
タングステンはめちゃ硬く、加工が困難
タングステンの硬度は、ダイヤモンドの10に続く9といわれています。私は、大昔に鉄工所で働いていましたが、鉄を削る工具がタングステンで出来ていて「超硬」と呼ばれていました。
そんな硬いタングステンですから、切断したり削ったりする加工が大変!一般的な工具では、とても加工出来る金属ではありません。
傷に強く、割れやすい
メタルジグになった場合、塗装を守るためにコーティングしてあるため、なかなか実感が出来ませんが、タングステンは硬度が高い為、とても傷がつきにくいです。
ダイヤモンドやガラスも硬度が高いため、傷が付きにくいですよね。
また、硬度が高いということは割れやすいので、ハンマーなどで叩くと割れてしまうそうです。そういえば、曲がったタングステンジグを見たこと有りませんね。曲がる前に割れてしまうのかもしれませんね。
ちょっと今度試してみます♪
タングステンの価格は
タングステンのメタルジグの価格って高いですよね〜 レアメタルとは聞いていますが、いったい幾らぐらいするものなのでしょうか?
価格を調べていたら、なんと「カートでタングステンを買えるサイト」を見つけました!
Φ10mm☓500mmのタングステンの棒(約0.75kg)で88,560円!?
分かりやすくkg単価に直すと118,080円/kgになります。オトロシイ〜
タングステンメタルジグが高い理由まとめ
タングステンのメタルジグが高い理由は、レアメタルで金属自体の価格が高いこともありますが、融点が高く溶かしにくいことや、高度が高く加工が困難なことが理由のようです。
タングステンの原産国は80%が中国だそうで、元高や輸入規制などあれば、タングステンのメタルジグも値上がりしていくかもしれませんね〜。
「根の上でタングステンジグ使うべからず!」 by伝説会長
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