おはようございます。会長です。
昨日のことですが、ひょんなことから「リールの糸巻き量と1回転あたりの巻き上げ長の関係」について、計算する機会があり、なかなか面白い結果が出ましたので、皆様にも共有したいと思います。
残り少なくなったショックリーダーの長さをぱっと見てわかるようになりたい
そのひょんなことというのは、残り少なくなったショックリーダーの長さのことです。
「これどれだけ残ってるんだろ?」
と思い、巻回数を適当に数えたところ、大体15巻ぐらい残っていました。
スプールの直径を測ったところ、45mmありましたので、この数字から残りのリーダーの量が計算できます。
小学校の時に習った(直径×3.14) ってやつです。
45mm✕3.14✕15巻=2.1m
あらら思ったより少ない。。。
残りをすべて引き出して測ってみたところ、2.3mありましたが、ラインがダブっていたのが誤差で出たのでしょう、15巻で約2m残っているということがわかるようになりました。
バリバスのショックリーダーの場合は
スプールの内径が70mmあり、1巻量がかなり多いことがわかります。
ちょっと一覧表にして皆さんに共有したいと思い、エクセルで表にしてみました。
スプールの直径/残巻 | 10 | 15 | 20 | 25 |
45mm | 1.4m | 2.1m | 2.8m | 3.5m |
70mm | 2.2m | 3.3m | 4.4m | 5.5m |
最初に測った45mmのショックリーダーはサンラインのものです。10巻あたり1.4mぐらい残ることがわかります。
バリバスの70mmのものは、10巻あたり2.2m。
表をぱっと見る限り、25巻ぐらいは残っていないと、釣行に持っていくのは心もとないですね。
ここでちょっと気になるのが、直径の違いで結構1巻量に差があることです。
リールの糸巻き量と1回転あたりの巻き上げ長の関係は?
ちょっとリールの「1回転あたりの巻き上げ長さ」についても考えてみたいと思います。
リールのスペックには「1回転あたりの巻き上げ長」とありますが、記載されているのは最大長さです。
ということは恐らく「糸巻き量がMAX時」の巻き上げ長さということになります。
ちょっと測ってみて計算してみました。
シマノのオシアジガーの2000番のHG(ハイギア)モデルに3号を400m巻いてあります。スペック表的にはラインをMAX巻いてある状態です。
ラインの直径を測ってみると、直径が55mmありました。
HG(ハイギア)モデルは、ギア比が6.2ですので、ハンドルを1回すとスプールが6.2回転します。
ここから計算された1回転あたりの巻き上げ長さは
55✕3.15✕6.2=107cm
メーカーのスペックを見ると1回転あたりの最大長さは117cmとありますが、もう少しラインは巻けそうなので、本当に最大に巻いた時の巻き上げ長さということなのでしょう。
ラインが出ていてスプールに残った量が少なくなった場合、巻き上げ長さが短くなるのはわかりますが、計算したことはありません。
ちょっと計算してみましょう。
ラインの直径は最大時(400m)で55mmありました。半分出ていったと仮定して、27.5mmとしたいところですが、最初の方は直径が大きいので、半分出ていっても残りのラインの直径は半分にはなりません。またなくなると0でもありませんので、仮に40mmとしてみます。(大体です)
40mm✕3.14✕6.2=77.8cm
いままで、深いところは多少早めに巻いていましたが、結構差が大きいですね。想像以上に、深場ではメタルジグが動いていないことがわかります。
ということで、ひょんなことからリールの糸巻き量と巻き上げ長さの関係について計算することになりましたが、計算してみて良かったです。
この計算をイメージしながら釣りをすると、ちょっと釣果がアップするかもしれませんよ♪
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いつも楽しく読ませていただいています。糸巻き量の他に径が小さくなれば、ドラグの強さも変わりますよ。