ノットの結合部分に「接着剤」を塗ると、強度が増すのか実験してみた!

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おはようございます。しょうへいです。

何かネタがないかな~と探していたところ、昔の釣りの本に、ノットの終端に瞬間接着剤を塗るといいということが書かれていたのを思い出しました。

ところが最近は、結束部分に瞬間接着剤を塗るという記述は、どの本でもまったく見かけなくなりました。

どうして廃れてしまったのでしょう!?実際に実験してみました。

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サルカン結びの結束強度④「チチワ結び最強説」を検証してみた!!

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おはようございます、しょうへいです。

クリンチノットダブルクリンチノットトリプルニットノットとサルカン結びの強度をテストしてきました。

どれも、そこそこの強度がありましたが、会長と話していて、単純に強度では金属部分に結び目のない「チチワ結び」が最強では?という話になりました。

こうなると、実験しないと気が済みませんので、実際にテストしてみました♪

チチワ結びとは!?

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ラインの先端部を二つ折りにし、図のように、8の字になるように結ぶ。
部分を押さえて、二つ折りの先端をゆっくり引いて締める。

チチワ、エイトノット、ループノット等と呼ばれている結び方です。

チチワを作ったらプレスリングにくぐらせるだけです。

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他には何もしていません。至ってシンプルな構造ですね。

ショックリーダーは、フロロカーボン30lb(13.6kg)を用いました。

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それではいつものように、切れるまで引っ張ってドラグチェッカーで計測してみましょう!!

チチワ最強説の真偽は!?

いつものように10回テストいたしました!結果はこちらです。

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 12.5 92%
2 12.5 92%
3 12.5 92%
4 12.5 92%
5 12.5 92%
6 12.5 92%
7 12.5 92%
8 12.5 92%
9 12.5 92%
10 12.5 92%
平均 12.5 92%

なんということでしょう(驚)

何回結んでも12.5kgという結果がでました、強度は92%です。

しかも、「クリンチノット87%」「ダブルクリンチノット88%」「トリプルニットノット90%」より強い数値がでました。これには驚きました。なによりバラつきの無さには驚きです。

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切れる箇所はノットのちょっと上のあたりでした。写真はどこで切れるか見るためにマジックで色をつけています。

構造がシンプルなので、毎回同じような切れ方をするのかもしれませんね。

気になる点も!?

ノットの強度が優れていることはわかりましたが、少し気になることがあります。

ループをリングにくぐらせて止めているだけなので、ノットがリングに固定されているわけではありません。

ジャーク中にズレないかとか、感度に影響がでるか?という疑問がわいてきました。

アシストフック作り

ツインのアシストフックを作るときに用いた「コマ結び」という結び方を思い出したのでやってみました。

①の部分を指で押さえたまま、リングを②の輪の間に前からくぐらせます。

このやり方ならリングを固定することができるのではないかと考えました。

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実際やってみたところ、きっちりと固定することができましたが、この状態だとコマ結びのところに負荷がかかりそうです。というわけでもう一度強度テストをしてみました!!

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 12 88%
2 11 81%
3 11.5 85%
4 11 81%
5 11 81%
6 12 88%
7 11.5 85%
8 11.5 85%
9 12 88%
10 11.5 85%
平均 11.5 85%

あらあら^^;

やはり弱くなってしまいましたね。固定することでダブルライン状態になっている部分のどちらかに負荷が偏ってしまうように感じました。

一応、30lbで11.5kgならドラグの設定範囲内ではありますが、すこし気にしてしまいますね~。

もしジギングで使うのだとすればチチワの輪をなるべく小さくするのが良いのかもしれませんね♪

確か極小チチワを作るための道具もあったと思うので、買って試してみます。

お付き合いありがとうございました!

今後、また実験して欲しいギモン・ウワサなどありましたらFacebookのコメントなどで教えてくださいね♪

 

出るか!強度100%!? トリプルニットノット(TNノット)の結び方と結束強度

おはようございます。しょうへいです。

クリンチノットダブルクリンチノットに続きまして、サルカン結びの結束強度テストも第3弾となりました。

今回は、結束強度がめちゃ高いと噂の、トリプルニットノット(TNノット)の強度を計測してみました。

ラインが金属部分に3回結ばれ、更に間にクッション代わりにラインが通るため、明らかに強度が高そうなノットです。

出るか!結束強度100%!早速、計測してみましょう!

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ダブルにしても意味が無い!?「ダブルクリンチノット」の結束強度テストをやってみた!

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おはようございます、しょうへいです。いつもジギング魂をご覧頂き、ありがとうございます。

前回の「クリンチノットの強度テスト」で、一番簡単なサルカン結びのクリンチノットが、かなりの強度が計測され、驚きの結果になりましたが、今回はそのクリンチノットの接続部分を2重にした「ダブルクリンチノット」の強度テストを行ってみました。

かなり強いというウワサですし、意外と強度が高かったクリンチノットのダブル版です。かなりの期待が出来ますが、実際はどうなのでしょうか!?

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以外と強い!?一番簡単なサルカン結び「クリンチノット」の結び方と結束強度

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おはようございます、しょうへいです。

先日の「ショックリーダーのサルカン結び多数派アンケート」は、おかげさまで570名以上の方にご回答頂きました。ご協力頂いた皆様、ありがとうございます。

まずは、結果発表からいきたいと思います!

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シングル?それともダブル?「ショックリーダーのサルカン結び」多数派アンケート

おはようございます、しょうへいです。

ジギング時にショックリーダーを、プレスリングやベアリング、ルアーのアイなどの金属パーツに結ぶ方法として、金属部分に巻き付ける回数が「シングル」「ダブル」「トリプル」のものがあります。

ちなみに私は「ダブルクリンチノット」や「パロマーノット」といったダブルのノットを使っていますが、皆さんはどのようなノットで結んでいるのでしょうか?

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噂の検証②「PRノット」の巻きつけ回数の違いによる強度テストもやってみた!

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おはようございます、しょうへいです。

先日、「噂の検証① FGノットは編みこみ回数を増やしても「強度が変わらない」を検証してみた」をやったところ、「PRノットもやってくれ!」とのご意見を頂きました。

やりましょう!

ということで、結構手間がかかりますが、私も気になりますので、早速テストしてみたいと思います。

PRノットはFGノット同様、ショックリーダーに巻きつけるPEラインの摩擦で結束する結び方です。

巻きつけ回数が少ないとすっぽ抜けなどの原因になってしまうそうです。しかし巻きすぎるとノット部分が硬くなってしまい、キャスト時の邪魔になってしまうということも言われています。

強度を出しつつ、すっぽ抜けない最低限の巻き回数は、一体何回なのでしょうか!?

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ツインアシストフックを付ける向きは「内向き派・外向き派」どっちが多い?

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おはようございます。会長です。

もう、オフショアジギングを初めて16年ぐらいになりますが、いまだに気になっているのはアシストフックの向き。

とくに、ツインアシストフックの向きを内向きにしようか、外向きにしようか迷います。

どちらがオススメか、皆さん賛否両論あると思いますが、どちらが多数派なのでしょう。

ちょっとアンケートで聞いてみたいと思います。

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ナイロンリーダーとフロロカーボンリーダーで結束強度は違うのか!?①ラインシステム編

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おはようございます、しょうへいです。

昨日の「ショックリーダーの多数派アンケート」に、ご協力ありがとうございました。

今回も400名以上の方にお答えいただきました。

さっそく、結果発表といきましょう!

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