おはようございます。会長です。
先日、ご紹介した「ノンスリップ・ループノット」にチューブをかまし、「ノンスリップ・チューブノット」と勝手に命名した簡単チューブノットですが、バナナノットのように「チューブを結び目に入れないと締まり切れするのではないか?」などいろいろコメント頂きました。
このノット、
- 素早く結べる
- ハーフヒッチ補強がいらない
- チューブをかまして金属部とのスレを防げる
- 200lbなど太糸でも結べる
- 強度が強い
などメリットがかなり多く、最後の「強度が強い」というところを実際に確認すれば、キャスティングなどでかなり使えるノットです。
結び方はこちら→これなら誰でも簡単に素早く結べて強度100%!? 「ノンスリップ・チューブノット」完成!
自分は、ヒラマサやGTなど150lb以上のショックリーダーはスリーブで結合していて、道具も居るし、スリーブでお金もかかるので、このノットに変えようかと思い、最終確認のため強度を測定してみました。
「ノンスリップ・チューブノット」の結束強度を測定してみた!
実験は、このようにショックリーダーの両端を「ノンスリップ・チューブノット」で結び、片方にデジタルスケールを付けて引っ張って強度を測りました。
ショックリーダーは以前ご紹介したA.S.Sリーダースプールに巻き替えてありますが、サンラインのナイロンの70lbのショックリーダーです。
ちなみにA.S.Sのリーダースプール/ポーチはコンパクトにリーダーが収納でいてかなり便利です。
ショックリーダーをコンパクトに収納! A.S.Sリーダースプール/ポーチ
話は戻りますが、この引っ張り方だと、スケールを目視しながら引っ張れるのが35kg前後ですので、70lb(35kg)のラインでテストしています。
ジギングでも使う太さのラインです。
早速引っ張り始めて感じたのですが、めちゃくちゃ強いです。
35kg超えて36kgで止めてみましたが切れません。
ずれてきてチューブが潰れ始めるのではないかと思っていたのですが、さすが「ノンスリップ」と名前が付いているだけあって、まったくズレていません。ちなみに写真は36kg掛けた時のものです。
試しに、チューブにひっつけないで強度を測ってみましたが、強度は同じでした。目視で38kgできましたが切れませんでした。強っ!
4回やって一回だけ、ヒゲを短く切りすぎて抜けました。ヒゲは長めに取ったほうがいいようです。
強度は本当に強くて、何回やっても35kg(100%)を超えます。
210lbの太いショックリーダーで結んでみたら強い理由がわかりました。
ライン同士が交互にクロスして入っていて、クッションのようになっています。
これなら、縦横に力が分散されて滑りませんし、強度が強い理由も頷けます。
結局の38kg(約110%)まで引っ張っても切れることはありませんでした。
今まで100%強度を達成してきたノットはありますが、冒頭で説明したメリット
- 素早く結べる
- ハーフヒッチ補強がいらない
- チューブをかまして金属部とのスレを防げる
- 200lbなど太糸でも結べる
- 強度が強い
を全て兼ね備えたノットはありませんでした。
結ぶのは本当に簡単ですので、太いラインの結合はこのノットに替えたいと思います。
ちなみに、チューブはキス釣り用などで使うチューブを使っていて、説明しやすいように赤色のものを使っていますが、透明のものもあります。
内径のサイズが5種類ぐらいありリーダーの太さに合わせることができますし、確か100円ちょっととかなり安いのですが、ネットで買う場合、送料もかかりますので、全サイズ購入しておくのがオススメですよ。
結構長いので何年も使ってます♪
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