おはようございます。会長です。
いや〜突然、降りてきました。
昨日、釣りに向かう途中のぼさ〜っと今日書く記事のことについて考えながら運転していたら、ネタの神が目の前に降りてきて。。。
おいおい、なにか重要なことを忘れていないかい?
と。
何がきっかけか覚えていませんが、突然先日ご紹介した「ノンスリップ・ループノット」を思い出したんです。
あのノット、ほぼ100%強度達成したけど、金属パーツと直接触れるのが嫌なんだよな〜
あれ?
チューブつければいいやん!
ということで「ノンスリップ・ループノット」にチューブ付けてみた
こちらが、先日ご紹介した「ノンスリップ・ループノット」です。
強度を測ってみたところ、ほぼ100%の強度を叩き出したノットなのですが、輪っかの大きさの調整が難しいのと、金属部分とリーダーが直接触れているのが嫌だな〜って思っていました。
ということで釣りから帰って、ゴネゴネとやっていたら
うまくチューブをかまして輪っかを小さく作れるようになりました。
本来のチューブノットである「バナナノット」は強いですが、結構難易度が高く、不器用な自分には素早く結ぶことが出来ません。。。
このチューブノットなら、簡単に素早く結べて恐らく強度も100%のままだと思われますので、結び方とコツをご紹介したいと思います。
まず、チューブを適当な大きさに切っておきます。
ショックリーダーに一つ輪っかを作ります。
リーダーの先からチューブを通します。
スイベルや溶接リングなど、接続する金属パーツを通します。
リーダーの先を最初に作った輪っかに通します。
ここからがコツです。
この後、本来ならクリンチノットのようにぐるぐる3回巻くのですが、その前に引っ張ってチューブの長さに調整してしまいます。
こんな感じです。あまり強く締めないでください。強く絞めるとあとで大変です。。。
輪っかの大きさが調整できたら、ラインを3回ぐるぐるっと巻きます。
最後に、最初に作った輪っか(結び目)にラインの先を通します。
ラインの先を引っ張って結ぶと、きっちりチューブに結び目が寄りますので、先端をカットして完成です。
結構、簡単そうでしょ。
何がいいって、今回は太いライン100lbでやっているんですが結構余裕です。
GT用に使っている210lbでも試しましたが、全然結べてしまいましたので、キャスティングのプラグを連結するにはオススメのノットです。
「ノンスリップ・ループノット」のチューブバージョンなので「ノンスリップ・チューブノット」と命名しましょうか(笑)
今まで、210lbなど太いラインはスリーブで連結していましたが、この結びでよさそうです。
なぜ強いのかがわかった気がする
今回、結んでみて「ノンスリップ・ループノット」が何故強いのかがわかった気がします。
最後のこの部分。輪っかに通すのが強い理由のようです。
以前、フリーノットで作った、チューブノットの強度を測定したことがあります。
もっと簡単なチューブノット!? 「チューブ付きフリーノット」を試してみた。
強度は平均82%で、切れた部分は全て最初に作った輪っか(ひとつ結び)の部分でした。
「ノンスリップ・ループノット」は、最後にこの輪っかにラインを通します。
この輪っかの中に通ったラインが、ラインの締り切れを防止しているみたいです。
いままで、100%強度を達成した「サルカン結び」は全て結び目にラインが通っています。
TNノット(トリプルニットノット)もそうですし、ジャンスイックSP(漁師結び)も結び目にラインを入れます。
バナナノット(チューブノット)はチューブ自体が結び目に入ります。
サルカン結びが強くなる条件は、結び目が無いか、結び目にラインが通っている。金属との接続部分が補強されている。が条件のようです。
全ての要素が揃って、簡単に結べる「ノンスリップ・チューブノット」、是非一度お試しあれ〜♪
100%達成は細ラインでのテストでしたので、一応、後日、太いラインで強度は測ってみますね。100lbで35kgぐらいを超えたらかなり使えるノットだと思われます。
太いラインの測定は久しぶりなので楽しみです♪
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