おはようございます、しょうへいです。

今回もサルカン結びについてですが、Facebookでメッセージでリクエストを頂きました。

「ハングマンズノット」の強度について調査して欲しいとのことです。

かなり強いとウワサのあるハングマンズノットですが、早速、強度テストをしてみたところ。。。

かなり強いとウワサのサルカン結び「ハングマンズノット」

ハングマンズノットは滑ることがなく、とても強いという話をよく聞きます。ずっとハングマンズノットを使っているという方もいるようです。

ハングマンズノットの結び方

ハングマンズノットとは？

完成されたハングマンズノットでは、ノットが抜けてしまうという現象はおこらない。
非常に抜けやすいPEラインとの直結でも、ノットが容易に抜けることはない。また、結節強度にも非常に優れている。

（引用元：ユニチカ https://www.unitika.co.jp/fishing/knot/lure-s/hang.html)

バスプロの方がこれをオススメしていることや、ユニチカのホームページ内の説明では達成率98.4%となっています！

とても期待できそうです！さっそくやってみましょう！

それでは、いつものようにハングマンズノットで結んで切れるまで引っ張り、切れた強度をドラグチェッカーで測定します。

ショックリーダーは、フロロカーボン30lb（13.6kg）を用いました。ハーフヒッチは行いません。

ハングマンズノットの結束強度は？

期待をこめて10回テスト･･････といきたいところでしたが。

回数	切れた負荷（Kg）	結束強度
1	10	74%
2	10.5	77%
3	10	74%
4	10.5	77%
5	10	74%
平均	10.2	75%

う～～～～ん？どうやっても10.5kgを超えることができません。強度は75%です。

期待と違いますね、5回で断念してしまいました。

とはいえ、私はハングマンズノットを結んだのはこれが初めてです、きっとどこか間違っているのでしょう。

ここから原因探しをしました。

ハングマンズノットの強度がそこそこな謎を追え！

こちらが切れたときのラインです。撚ったところからねじ切れています。滑らないノットということでしたが、すぐに滑ってしまっています。

初めて結んだときのノットです、お世辞にも綺麗とはいえませんね。すいません。

きっと締め込みが悪いのでしょう。

ユニチカの説明にある、Step4がミソのようなので、この状態で端糸を引っ張り、まずはノットを綺麗に仮絞めをしてから完成形にします。

それなりに綺麗に見えるように結べました。

しかしこれでも11kgの壁は突破できませんでした。

動画をみたり、他のサイトをみたり練習も繰り返しました。

他にもいろいろ試していきました

• ダブルハングマンズノットにしてみる→失敗、11kg止まり
• 巻きつけ回数を増やす（5回から8回へ）→失敗、10kg前後
• 逆に巻きつけ回数を減らす（5回から3回へ）→失敗、8kg前後
• 巻きつけるときにラインが撚れてしまわないように手で固定しながら結ぶ→失敗、11kg程度
• バス用の8lbや6lbのラインでやってみる→失敗、同じく70%程度
• ラインを変えてみる→失敗
• ルアーの重さで巻きつける→失敗
• まさか酷使したドラグチェッカーの故障？→ではありませんでした

8連敗、ここまで3時間の時間を費やしました、それでもうまくいきません。

どうしても端糸をループに通した後、撚りついてしまってノットがうまく絞めこめません。

8号30lbのラインはねじれに対して戻る力も大きいので、ノットが崩れてしまいます。

皆様の力を貸してください!!

少し前にミリオネアってTV番組が流行りましたよね、テレフォンを使ってみます。

仲間に電話で聞いてみたところ、「耐力を測ったわけではないがハングマンズノットでヒラマサと戦ったことがあるけど問題なかった」

「バス釣りでいつも使っているが、トラブルにあったことはない」との答えは聞けました、やはり私の結び方に問題があるのでしょうか?

ということで、オーディエンスを使います。

皆様のお知恵を拝借！どうしたらハングマンズノットが上手く結べるのか！教えてください！

Facebookのコメントなどでお待ちしております。よろしくお願いします！

8/7 再テストを行いました
謎が解明!「ハングマンズノット」の強度アップのコツとは!?