おはようございます、しょうへいです。
シリーズでお送りしています「リーダー同士の結束強度テスト」も第3回となりました。
今回は、電車結び・オルブライトノットに引き続き、リクエストの多かった「ブラッドノット」の強度をテストしてみました!
いつも、ご意見・リクエストありがとうございます、とても参考になります。
では行ってみましょう!
ブラッドノットの結び方のおさらい!
ブラッドノット
アメリカ結びとも呼ばれています。つなぎ目が小さく、卵形の結び目になることから、投げ釣りなどの力糸の結束としてよく使われています。極端に太さが違ったり、片方のラインが滑りやすいPEラインなどでは、抜け易く不向きなノットです。
(引用元 YGKよつあみ:http://yoz-ami.jp/line_knot/1298)
PEラインの結束には向きませんが、投げ釣りの「力糸」の結束などにも用いられているのでちょっと期待しています。
実は私、これがライン同士の結束で一番最初に覚えた結び方なので思い入れがあります。
1983年に発売された「海釣り入門」という本に「ブラッドノット」が載っていました。私はこの本でブラッドノットを知りました。
ということは、少なくとも30年以上前から使われているノットだということがわかります。
冒頭の写真にもあるとおり、結び目が小さく綺麗にまとまっているのが特徴の結び方です。
いつものように、ドラグチェッカーに挟み、ラインを切れるまで引っ張ってどのくらいの強度があるかを測定しました。
今回の実験ではフロロカーボンの8号(30lb・13.6kg)と6号(22lb・10kg)を結束してみました。
それぞれのラインへの巻きつけ回数は5回です。
ブラッドノットのリーダー同士の結束強度テストの結果
5回テストを行った結果がこちらです。
回数 | 切れた負荷(Kg) | 結束強度 |
1 | 7 | 70% |
2 | 8 | 80% |
3 | 7.5 | 75% |
4 | 7.5 | 75% |
5 | 7 | 70% |
平均 | 7.4 | 74% |
おおっ!?なかなか強いですね!?
「電車結び57%」「オルブライトノット61%」を大きく上回る結果が出ました。
「ブラッドノット」の切れ方は、細い糸にラインが巻きついている部分で切れるようです。
想像ですが、ラインが交差したり折れたりする部分が少なく、力がかかってもラインの水平方向に力が掛かりやすいので強いのかもしれませんね♪
摩擦力を稼ぎやすい構造なのかもしれませんね。
次回は「サージェンスノット」に挑戦したいと思います!その他の結び方のリクエストもございましたら、教えてください。お待ちしております♪
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丸岡しょうへい
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