ショックリーダーに「結び目」が出来ると、どの位強度が落ちているのか検証してみた!

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DSCF1381

おはようございます、しょうへいです。

ジギング魂でノットの強度テストを沢山行ってきましたが、ふと疑問が湧いてきました。

「単純にラインに結び目があると強度的にはどうなるのか!?」

どのようなノットも、ラインは結び目から切れます。

エサ釣りの「捨てオモリ仕掛け」では根がかりした場合に錘で切れるように、オモリの上にわざと結びこぶを作るという話も聞いたことがあります。

オマツリになった場合や、キャスティングでのトラブル時に、リーダーに結び目ができてしまうこともありますね。

すぐに解いたり、ラインシステムを交換するのが当たり前ですが、あまり強度が落ちないようであれば、チャンス時や納竿間際はそのまま継続して釣りをするという手も考えられます。いったい結び目があるラインは、どの位強度が落ちているのでしょうか?実験してみました!!

まずは「結玉強度測定」の実験装置の説明から!

DSCF1377

まずは1本のラインとメタルジグを2本用意します、ラインの両端をそれぞれイモムシノットで結束します。

イモムシノットサルカン結びの結束で100%を達成したノットです。メタルジグは取っ手代わりです。

DSCF1381

そしてラインの真ん中らへんにわざと結び目を作ります、単純な一つ結びです。

その状態のラインを、結び目ではない部分にドラグチェッカーを咬ませで何kgで切れるのかを測定しました。

ラインはフロロカーボンの8号30lbのものを使いました。

イモムシノットだけの状態で引っ張ってラインを切ると、平均14kgで切れました。これを100%の基準として「どのくらい強度が落ちるか」を実験してみます。

どのくらい強度が落ちたかの結果はこちら!!

5回のテストを行いました。

回数 切れた負荷(Kg) イモムシノットに対しての強度
1 7.5 54%
2 7.5 54%
3 7.5 54%
4 8 57%
5 7.5 54%
平均 7.6 54%

ちょっと驚きの結果がでました。結び目が1つくらいなら70%ぐらいかな〜と予測していたのですが、実際は半分近くまで強度が落ちることが判明しました。

ええ!?ホントに!?と一瞬計測機器が壊れてないか心配になりましたが、引っ張っていて体感的にも強度が弱くなっているのもわかります。

DSCF1386

ちなみにですが、8の字結びでも同じ実験を行いました。

DSCF1382

結び目で切れ、結果はほぼ同じ、7.5kg付近で切れました。

リーダーに結び目ができてしまったら即交換が鉄則のようです。またはどうしても継続する必要があるならドラグを大きく緩める必要がありそうですね。

いつも、交換するか、そのまま継続しちゃおうか悩むこともありましたが、こうやって実際に数値化すると、決断も早くなるかもしれませんね〜

これからもいろいろな実験をして数値化していきたいと思います♪

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  1. いつも楽しく拝見させていただいています。
    ジギングをしていると、PEラインに小さなダンゴがこびりついていることがあります。
    多分、クラゲかなにかにラインが触れて、ダンゴになっているのでは?と推測しています。このダンゴを除去したいのですが、爪・クリッパーでやってみましたが、なかなかむずかしいです。何かよい方法がございましたら、紹介していただけませんか。お手数おかけしますが、よろしくおねがいいたします。

    • あ、たまにありますね
      クラゲとかでしたら、その日はあきらめて後日パリパリになったものを砕いてとったりしますが
      どうなのでしょうね?
      クラゲの触手がついたらやってみます

  2. 何時も参考にさせて頂いておりますm(__)m
    MAXさん同様にPEラインの団子の強度気になります。
    ジグをキャストしてからのしゃくる事の多い私はよく団子ができます。
    機会が有りましたら、検証お願い致しますm(__)m

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