おはようございます、しょうへいです。
たまに、まだオフショアのジギングを始めたばかりという方から、ショックリーダーはどのくらいの太さを選べばいいのかという質問を頂きます。
また、ベテランの方とも、太さの決め方の理屈など話し合ったこともあります。
ということで、今日はジギング時のショックリーダーの太さの決め方について考えてみたいと思います。
基本はメインラインより太いものを
PEラインで釣りするとき、必ずショックリーダーと呼ばれるフロロカーボンかナイロンのラインを先糸として結び付けます。
そもそも、どうしてショックリーダーを結ぶのでしょうか?
PEラインは直線的には強いラインですが、根ズレや衝撃に弱いラインです、細いために根に触れると簡単に切れてしまいます。
またリングなどのパーツに直接結んだ場合の強度もあまり高くありません、そういったデメリットを補うためにショックリーダーを使います。
さて、そんなショックリーダーですがどのくらいの太さのものを選べば良いのでしょうか!?
釣具屋さんには細かくlb表示で刻まれたラインが売っています。
オフショアジギングで基本となるのは「PEラインの号数×3~4倍の太さのショックリーダー」を結ぶことと言われています。
例えば、PE3号ならリーダーは9号から12号程度です。
lb(ポンド)表示であれば、30lbから50lb程度のものですね。1号×4lbが計算式です。
オフショア専門ショップ「Perfection」の店長さんと話し合ったときは、4倍を推奨するとおっしゃっていました。
これには理由があります。
まず、ショックリーダーがPEラインより弱いと意味がありません。それではせっかく性能の良いPEラインを選んでいても、その強度を発揮する以前にリーダーが切れてしまいます。
ということで、ラインはPEラインより強度が強いものを選びます。
ラインは太さの単位である「号数」と、強度である「lb(ポンド)」で表示されているものがあります。
PEラインは1号で約16lbの強度があります。(商品によって異なりますが、基準となる目安です)
ショックリーダーによく使われるナイロンやフロロカーボンは、1号で4lbの強度があります。
つまり、PEラインとショックリーダーの強度の差は4倍ということになります。
PEラインの号数×4倍=ショックリーダーの強度
という計算ができるので、この号数を基準にしてみてください♪
対象魚とフィールドにより条件が変化する場合もあります。
青物狙いで、根がキツくない場所なら30lbでも強度的には13.6kgと、ドラグや竿の力を大きく上回ります。(その場合、ちゃんとしたドラグの調整が必要です)。
根がある場所では根に突っ込まれる心配があるため、50lb以上・・・・・・極端な根のある場所で、さらに浅場なら100lb以上は必要といわれるフィールドも存在します。
不安な場合は、出船前に船長相談してみると、行くポイントと狙いの傾向から教えて下さいますのでいいかもしれません。
それ以外にも、皆様の好みや理屈などもあるかと思います、せっかくですので、同じ条件でどの太さのショックリーダーを選ばれる方が多いのかアンケートで統計をとってみたいと思います。
近海での青物ジギングで使うショックリーダーの太さは?【条件あり】
- 近海でブリ・ワラサ(メジロ)などのブリ族狙い
- 極端なシャローやディープはない(水深40m〜80mくらいのジギング)
- 根がキツイくはないけど、たまには漁礁も行くくらいのフィールド
- ごく稀に5kg弱(80cm弱)のヒラマサが掛かることがある
- メインラインはPEは3号(50Lb)
- ご回答いただけると、途中結果が表示されます。
- 同じ端末で2度投票は出来ません。2度めは結果が表示されます。
- 約2日後に回答できなくなります。
いつもアンケートのご投票ありがとうございます♪
PEラインとリーダーの組み合せ一覧表が完成
このアンケートの結果を踏まえて、PEラインに対するショックリーダーの選び方が分かる一覧表を作成しました。
ぜひご利用ください♪
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