おはようございます。会長です。
先日、個人的に80lbのショックリーダー+スリーブ止めの強度の出る組み合わせを探すために、写真のようにショックリーダーの両端にスイベルを結束して強度を測っていたのですが、両端ともスリーブ止めをして強度を測定しても面白く無いので、左右違ったサルカン結びをして強度を測定していました。
簡単に言うと「どっちのノットが強い対決」になったのですが、しょうへい氏のように「同じノットの組み合わせ」を何度も結んで切る、結んで切るはプライベートでやるのはちょっとシンドいですので、切れたら即負け!違うノットとの対決!の「勝ち抜きバトル」をやってみました。
自分のデータとして伏せておくのも勿体無いですので、結果をご紹介したいと思います。
「サルカン結び結束強度勝ち抜きバトル」とは
写真のように、ショックリーダーの両端に別々のサルカン結びでスイベルと結束し、一方は足に引っ掛け、もう一方はデジタルスケールに引っ掛けて引っ張り、どちらが先に切れるか対決します。
切れたら即負けで、同じノットはもう使いませんので、結び方が悪かったりと本来の強度が出ていないかもしれませんが、柔道や剣道のように本番勝負!優秀な選手(ノット)はいかなる場合でも勝ち残らなければなりませんw
負けたらそれっきりとさせていただきました。
ちなみに使ったショックリーダーは80lb(40kg)を利用しました。80lbにした理由は、ただただ自分が80lbを使う頻度が一番多く、その太さのラインでのいろんなノットの強度が知りたかったからです。九州などにヒラマサジギング遠征に行った場合や、地元でのブリ狙いなどのPE4号タックルのキャスティングで使ったりしてます。
1回戦「ダブルスリーブ止め」vs「井上スーパーノット」
1回戦目は先日結び方をご紹介した「井上スーパーノット」と「スリーブ止め」の対決をしてみました。
いきなりそれか!と思うかもしれませんが、もともとスリーブ止めの強度をテストしていたので、この組み合わせになりました。
井上スーパーノットはスリーブ止めと出来た感じが似ていますし。。。
スリーブはダルマスリーブの2Nを2個使って結束しています。対決前の測定で、1個は結構滑って弱かったです。
写真のように足に引っ掛け徐々に引っ張っていきます。
20kgぐらいは行くかな〜と思っていたのですが、18kg手前でスリーブ止めのほうが切れてしまいました。
ちなみに「井上スーパーノット」の補強ラインは30lbのナイロンショックリーダーを使っています。
※井上スーパーノットの結び方についてはこちら
2回戦「ユニノット」vs「井上スーパーノット」
2回戦目にはユニノットを持ってきました。電車結びのような結び方です。
ユニノットにした理由は、急いでいる時に早く結べるので私が一番使う結び方だからです。弱そうなイメージですが案外強度が出ます。
今回は写真がありませんが、ユニノットが23kgとなかなか検討しましたが、井上スーパーノットの勝利です。
ちなみに、勝ち抜きバトルなのですが、勝ち残ったノットはそのまま使かっていません。新しく結び直しています。
「新鮮な井上スーパーノット」vs「ユニノット」の勝負でした。
3回戦「パロマーノット」vs「井上スーパーノット」
3回戦目は「パロマーノット」を持ってきました。スイベルに直結するには簡単で強いですのでよく使うノットです。
こちらの組み合わせはまったく結果の予想が付きませんので結構楽しみです。
パロマーノットにはハーフヒッチで補強を上下合計8回結んでいます。
※以前の実験でハーフヒッチを入れることで強度がアップすることが分かっています
25kgぐらい掛けた時にグギッと違和感がありましたので、止めてみたところ写真のようにパロマーノットとハーフヒッチの境目が離れてしまいました。
ただ、まだ切れていませんのでそのまま続けることにしました。柔道で言うと「技あり」ですかね。。。
圧倒的に不利な状態のパロマーノットですが、なんと30kgを超えても切れません。。。
この強度測定方法では30kg掛けるのが結構限界で切れるまで引っ張るのが大変ですが、頑張って引っ張ったところ32kgで切れました!
パロマーノットもなかなか検討したな〜なんて思っていたら、なんと切れたのは「井上スーパーノット」の方でした。。。
切れそうになりながらも逆転勝利です。
4回戦「ジャンスィックSP」vs「パロマーノット」
4回戦目は、漁師結びとも呼ばれる漁師さんがよくやられている「ジャンスィックSP」という結び方をやってみましたが、22kgぐらいで切れてしまい、パロマーノットの勝利でした。
30lbでのテスト時は100%近く出たノットでしたが、結び方が悪かったのかあっさり敗戦です。
5回戦「バナナノット」vs「パロマーノット」
5回戦目は「バナナノット」とも呼ばれるチューブノットを持ってきました。
以前、しょうへい氏が強度を測定しご紹介したノットですが、実は私は初めて結びました。
慣れるまで1時間ぐらいかかりましたが、なかなか強そうなノットです。
勝ち抜きバトルも強い結び方を探すためにやっていますので、本命を持ってくることにしました。
結果は、バナナノットの勝利でした!先程は32kgまで耐えたパロマーノットですが、31kgで切れてしまいました。
最後に、両端をバナナノットで接続して強度を測定してみました。
33kgで切れましたが、チューブを結び目が貫通していました。チューブの種類によって強度は変わりそうですね。
第一回サルカン結び結束強度勝ち抜きバトルの勝者は「バナナノット(チューブノット)」になりました!
初めて結んだノットでしたが、かなり強そうなイメージです。これからはチューブノットも使っていきたいと思います。
バナナノット(チューブノット)の結び方と強度テスト(30lb)はこちら
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