おはようございます、しょうへいです。
前回、管付きのフックに直接外掛け結びでフックを作った時の強度を実験しました。
かなり強い強度を発揮しましたので、まったく心配はない結果となりました。
では、チモト部分が「叩き」のフックに直接「外掛け結び」で作るアシストフックの強度はどの位あるのでしょうか!?
タイラバやインチクのフックは直接「外掛け結び」で結んで作られていますが、トラブルが起きたことはありません。
ジギング用のフックでも試してみました。
まずは「外掛け結び」でアシストフックを作ってみる
まずはジギング用のフックに、シーハンターを直接「外掛け結び」でフックを作ります。
作り方はこちらを参照してください。シーハンターを直接結んで作るアシストフック
簡単に作れますね♪
写真は締め込む前ですが、このあとプライヤーで思いっきり締め込みます。力の限り、硬く締め込みました。
滑り止めの結びコブも作りました。シーハンターは30号150lbのものを使っています。
今回も水の入った一斗缶をぶら下げて、何kgで破壊されるのかを実験しました。
チモトが叩きのフック+外掛け結びのアシストフックの強度は!?
結論から出しますが、14kgの負荷ですっぽ抜けてしましました。
思いっきりラインを締めこんだつもりですが、なかなか締め込みに力がいりますし。
どうやらフックの叩きの部分の大きさとシーハンター30号150lbという太さのバランスが悪かったようです。
というわけで、もっと小さいフックと細いラインを使ってみました。
手元に小さいジギング用のフックが無かったので、仮に手元にあったソイ五目針を使います。ライトジギングなどで使われている方もいるかと思います。
8号55lbのシーハンターも手元にありましたので、こちらの組み合わせを使って見ます。
出来上がりを見てもバランスが良いように思います。
大物狙いでは心もとない雰囲気ですが、マダイやシーバス狙いのライトジギングなどなら問題ないかと思います。
こちらは20kgほどでフックが伸びてしまい、先ほどの大きなフックと太いラインよりも強い結果が出ました。
チモトが「叩き」のフックに直接「外掛け結び」でアシストフックを作るときは、針とラインのバランスが大切だということがわかりました。
叩きの大きさに比べてあまりラインが太いと掛かりが悪いようですね。
チモトが叩きのフック+外掛け結びで作るアシストフックは、強度テストを繰り返してフックサイズとラインの太さのベストバランスを探し求めてから使う必要がありそうですね♪
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丸岡しょうへい
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いつも面白い実験楽しみにしてます。
疑問に思ってるのですが、ドラグをアシストフックの破断強度を掛けてジギングをする事があるのでしょうか?
潮や水の抵抗もあるでしょうから、実際はドラグが出てる海上のテンションと魚の直近では違うのでしょうけど…
そこら辺が検証出来る実験もやって下さいm(__)m
ありがとうございます。
実験ではまっすぐ引っ張ることしかできませんが、魚の口にかかった時を考えると必ずしも力がまっすぐかかるとも限らないので、
作るときにとにかく丈夫に作ろうというコンセプトで実験しています
水中での実験もなかなか難しいのですが、なにか方法が思いつけばやってみたいと思います。ありがとうございました。