おはようございます、しょうへいです。
何度かアシストフックの強度実験を行ってきましたが、いずれもチモト部分が「叩き」になっているフックに、セキ糸でラインを付ける方法のアシストフックの強度をテストをしてきました。
アシストフックの作り方には「管付きフックに外掛け結び」で作る方法もあり、接着剤やセキ糸などの道具を使わないので簡単に作ることができます。
何の補強もしていないこの作り方、強度はどうなっているのでしょう?実験をしてみました。
カン付きフック+外掛け結びアシストフックの作り方
管付きのフックに、シーハンターを直接結んで作るアシストフックを作ります。作り方はリンクを参照してください。
ダブルの外賭け結びになるように結ぶ方法ですね。
接着剤やセキ糸での補強をしないので、プライヤーで思いっきり締め込むことが大事です。何度も締め込みます。
今回はこの、直接外掛け結びで作る方法を2パターンのやり方で実験してみました。
パターン① 滑り止めの結びコブを作らないもの
パターン② 滑り止めの結びコブを作ったもの
(※カメラの調子が悪くてピンボケしています、すいません^^;)
この2つの方法で実験を行いました。
結びコブがあったほうが強そうに見えますが、結び目がちょっと大きくなってしまうことが気になっていました。
実際コブが有るのと無いのでどのくらい違うのでしょうか?
今回も水の入った一斗缶をぶら下げて、何kgで破壊されるのかを実験しました。
管付きフック+外掛け結びアシストフックの強度は!?
2回つづ試してみました。
フック | 破断した重さ |
結びコブなし | 約25kg |
結びコブなし | 約24kg |
結びコブあり | 約30kg |
結びコブあり | 約30kg |
結びコブがあったほうが、6kgほど強い強度を発揮しました。
前回までのフックの結果より強い強度がでていますが、これはフックの線径が太いため強い数値が出ているだけです。セキ糸結びに比べて強いという意味ではございません。
もちろんどちら数値も、ドラグ範囲やラインの強度をはるかに超える強度ですが、破壊の仕方が違いました。
パターン①の、結びコブなしの外掛け結びはフックが伸びる前にラインがすっぽ抜けてしまいました。
一方、結びコブありのほうは、すっぽ抜けることなくフックが伸びきるまで耐えました。
30kg以上は危険を感じたので実験していません。
結びコブは滑り止めに効果があるようですね。
次回は、この結び方を「叩き」のフックに結ぶとどうなるか!?を実験してみたいと思います!
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丸岡しょうへい
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カン付きフックにハーフヒッチ1回結び、瞬間止め&収縮チューブで使用してます。
外掛け結びとの強度の差が知りたいですm(__)m
それだけでも相当強いといううわさは聞いたことがあります、試して見ます!
おはようございます。
管付きフックは結び目が大きくなるのですが外掛け結びや本結びして瞬間接着剤を流してからチューブで補強しています。
アシストラインの末端は半田コテをあてて処理しています。
ライターで炙ると余計な部分まで焼いてしまいそうなので・・・(笑)
今までこれでフックが抜けたことはありません。
それほど大きい魚が掛かってないので・・・(爆)
情報ありがとうございます!いろいろやってみます
二重のまま外掛け結びすると結びは太くなるけど強度はどうでしょうか?
情報ありがとうございます!
とあるブログで拝見したのですが、瞬間接着剤は水に濡れると効果がなくなるとの記事を見ました。もしそれが本当なら今実験して頂いているものも、結果が覆るかもしれません。
もしよれけば実験して頂けると助かります。
いつも楽しく拝見しています。
自分の場合は、ハーフヒッチ1回にせき糸補強(瞬間接着剤兼用)と熱収縮をかけています。
ハーフヒッチの締め込みは、自作の工具を使ってきつく締め込み、フックの環にコブを当ててズレないようにしています。
リングとニードルで作ったラインをハーフヒッチセキ糸止めで使ってます。スッポヌケはなさそうですが、検証お願いします。