おはようございます、しょうへいです。
大寒波がやってきて寒いですね、この寒波が来る前にオフショアに一度出撃しました。
そのときも朝は気温が-2度でしたし、港の地面はツルツルですし、ロープは凍っていました。
ところで、こんな状況でもしラインが凍結したりしたらどうなるのでしょうか?
模擬的ではあるのですが、実際にやってみました。
実際にラインを凍らせてみよう
冒頭の画像は雪の上にラインが乗っていますが、あくまでもイメージです(笑)
PE2号とフロロカーボン8号の組み合わせでまずFGノットを組んでみました。
これを凍らせて、どこで切れるのか引っ張ってたしかめてみようという実験です。
何本も作って凍らせて比較するのですが、なるべく均等になるようにノッターを使って組みます。
FGノットは10セット(上10回・下10回)で組みまして、ハーフヒッチ2回で留めるだけにします。
補強や焼きコブはいれていません。
PEライン単体で11kgくらいの力で切れます、それに対して凍っていない状態でノットが9.5kgくらいの力で切れます。
だいたいFGノットの平均値である85%前後に落ち着くことを確認しました。
ではこのFGノットを組んだラインを5セットほど作ります。
本日の気温は氷点下に行かないようなので冷凍庫に放り込みます。
あ、良い忘れていましたが、水で濡らしてから冷凍庫に入れています。
冷凍庫の設定はだいたい―18度くらいのようです。
このまま朝から晩まで放置してみました。
見た感じそこまで変化はありません。
表面についた水分がパリパリと凍っていますが、だからといってラインが折れたりとかそういうことはなさそうです。
このままラインを切ってみましたが、強度が低下していることはありませんでした。
同じような強さで切れます、むしろなぜか11kgを達成したものもありましたが、平均すると同じく85%付近で切れます。
凍ったからといってどこかで切れるということはなさそうでした。
そもそも凍るのか?凍ったとして問題点は?
ちゃぶ台をひっくり返すようなことを言いますが、ラインが凍った記憶は私はありません。
冒頭で述べた通り、氷点下の日に釣りにいきましたし、そういう日に釣りに行くことはたまにあります。
猛吹雪の中に夜釣りをしたこともあります、でも凍ったことはありません。
というのも、海水温は真冬でもそれなりの温かさがありますので、釣りをしている限りは凍ったりしないようです。
今回は例えば、予備のタックルが移動中に凍ったりしたとして、どうなるのかということを想定して実験してみみあした。
淡水や北海道の方で、凍ったことがあるという人に聞いてみましたが、ラインそのものがどうにかなるというよりは、ガイドに氷がつき、そこにひっかかる形で結束が切れることがあるとのことでした。
また、ナイロンラインは吸水性がありますし、そのほかのラインであっても少しの水は吸います。
なんども凍結を繰り返していると良くない現象が起きるかもしれませんので、そちらは引きつづき調査したいと思います。
気になる方は、凍結防止のラインコート剤がありますので転ばぬ先の杖かもしれませんね♪
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丸岡しょうへい
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