実際「PEライン」と「リーダー」はどっちがヨレやすく強度劣化しやすいの?実験してみた

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おはようございます、しょうへいです。

前回、リーダーがヨレると強度が落ちてしまうのでは!?という実験を行いました。

するとある質問を頂きました。

「実際は、リーダーよりPEラインのほうがヨレやすいので、リーダーがそこまでヨレることはないでは!?」とのことです。

たしかに、実験ではどのくらい弱くなるのか確かめるためにかなり強いヨリもかけましたが、実際釣りをしている時に、PEラインとショックリーダー、どっちがヨレやすいのかは試したことがありません。

ということで実験してみました。

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PEラインとショックリーダーはどっちがヨレる?

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まずは実験方法を考えます。

PEとリーダーを結束して、それをぐるぐるとヨリをかけてどっちがヨレているのか確かめることにします。

巻いちゃだめ?ドラグが出てる時にリールを巻くとラインがネジレル説を検証してみた!

という以前の実験と同じように、ショックリーダーをドアノブに結び、リールのドラグを緩めに(ずるずる)にしたままハンドルを巻き続けることで、ラインを捻じれさせました。

PEもリーダーも1ヒロ(約1.6m)の長さ合計3.2mにしました。

door

図にすると、こんな感じになりますw

リールはセルテート4000Cなのでギア比が5.2です。

ハンドル1回転で5.2回ヨレるという計算になります(数えましたが実際にそうでした)。

ハンドルを30回転させてみましたので、約156回もヨレていることになります。

ちなみにですが、PEは1号、リーダーは5号の組み合わせです。実験を始めると目の前のPEがどんどんヨレていくのがわかります。

wp-1586169486854.jpg

約156回もぐるぐるしたのでPEはこの通り、テンションを緩めると巻き付くほどにヨレてしまっています。

wp-1586169486857.jpg

一方でリーダーはあまりヨレていません。

1ヒロで3回くらいヨレている程度…?

ヨレが戻らないように保持したまま、ドアノブ側に錘を付けて垂直に垂らし、錘の回転数でヨレ回数を確かめてみようと思いましたがせいぜい2,3回転しかしません。

リーダーに比べるとPEは柔らかくて細いのでヨレやすいのかもしれません。

wp-1586170297786.jpg

と、実験したところでふと思いつきました。

ショックリーダー側が固定で、PEライン側から捻じってるからそうなっているだけなんじゃね?

ということで、実験を逆転させてリール側にリーダーを入れてその先にPEラインを結び、PEラインをドアノブに固定してみました。
※先程の図のPEラインとリーダーが入れ替わった状態です。

同じようにハンドルを30回転ぐるぐると巻いてみました。

wp-1586170297759.jpg

やっぱりPEラインはかなりヨレています。

これ戻すの大変でした…。

wp-1586170297769.jpg

リーダーはヨレていません。

結論は、リーダーとPEラインを比べると、PEラインのほうがヨレやすいのは間違いがなさそう。ということでした。

ただし、魚とのファイト中はどんどん巻き取りをしています。

ランディング目前になればリーダー部がかなり短くなりますし、最終的にはリーダーはリールの中に入っています。

キハダのように、リーダー入ってからくるくる回ってなかなか浮かせることが出来ないようなファイトの場合、リーダーがヨレていくことは十分にありえることだと思います。

会長が切れたことがあるのも、ラインディング目前の最後のワンダッシュと言っていました。

また、過去(2年ぐらい前)にPEラインのヨレに対する強度劣化実験もしたことを思い出しました。

「ヨレたPEライン」の強度はどのくらい落ちているのか?実験してみた!

その時の実験では、ショックリーダーよりもPEラインのほうが、ヨレに対する強化劣化が大きかったです。

どちらがヨレるにしても、ラインをヨレさせないにこしたことは無さそうですね♪

 

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