おはようございます。会長です。
時化で全然釣りにいけません。暇なので、ライトジギングやスーパーライトジギングで使うアシストフックでも作ろうかと、ごそごそ釣り部屋を漁っていたら、タテ釣りの仕掛け作りで使う平打ちの針が出てきました。
※タテ釣り←九州でいう落とし込み釣り
ラインは昨年散々キャスティングで使い使い倒した8号のPEラインがあり、ラインの巻き直しをする際に捨てるのも勿体無いので、アシストラインとして使ってみることにしました。
そこでちょっと疑問が。。。
平打ちの針にPEラインをそのまま結んだだけだったら、強い力が掛かったら抜けちゃうのか?
セキ糸で補強は必要?
ということで、フックにPEラインをただ結んだ場合にどの位の強度で抜けちゃうのか、測定してみることにしました。
使い古したPEラインをフックに結んだだけで、どの位強度があるのか?
13号の太軸の平打ち針に、使い古した8号のPEラインを外掛け結びで結んで、ライトジギング用のアシストフックを作りました。
外掛け結びの巻き回数は6回。昔、磯釣りをしていたのですが、その時から巻く回数は6回と決めています。
※6回が強度が強く、失敗が少ないから
PEラインだと滑りそうですので、端糸は少し長めに残しておきました。本当はここをセキ糸でグルグルに巻いて補強しておくのがベストなのかもしれません。
ただ、使うのはスーパーライトジギングやウルトラライトジギングと呼ばれるもので、道糸に使うPEラインが0.6号から太くても1.2号ぐらいまでです。
おそらく結束強度が強くても9kgぐらいだと思われますし、ドラグ設定も2kg程度で使うことが多いですので、10kgぐらいで引っ張って抜けなければOKな気がします。
ということで、フックにPEラインを外掛け結びでただ結んだだけだと、何kgぐらいで抜けちゃうのか実験してみました。
実験方法は、8号PEラインの両端に13号の平打ち針を結んで、メタルジグなどのアイに引っ掛けて、仮締めします。
仮締めが大事で、仮締め時に少し滑っているので、この時は大分端糸を長めにとっておきます。
仮締めが終わったら、端糸を少しカットします。それでも少し多めに端糸は残しました。
端糸が少ないと気持ち悪いので、磯釣りでもこのくらい残してます。
端糸のカットは、以前紹介したホットカッターを使うと、スパッと切れますし、端が焼けてモケモケにならないので便利です。
このように作られたアシストフックを、結束強度測定マシーンに引っ掛けて引っ張り、どのくらいで抜けちゃうのか結束強度を実験してみます。
針が付いているラインの結束強度を測るのは結構危険ですので、10kg超えたら合格とすることにしました。
3セット作り、3回測定してみましたがいずれも10kgは余裕で超えます。まったく滑りもしません。
12kgまでやってみましたが、いずれもピクリとも滑りませんでした。
でも、どれだけで滑るか気になりますよね。。。
1本だけさらに引っ張ってみたら、13kgを超えたところで
PEラインがチモトから切れてしまいました。端糸は残っていましたので抜けたわけではないようです。
ちなみにPE8号は121lbですので、引っ張り強度は50kgぐらいあります。
滑るよりも、チモトの角の方がPEラインには天敵なのかもしれません。
計測の結果、3セットでも12kgぐらいは達成していますので、セキ糸での補強はしないことにしました。
心配であれば、締め込み時に測りにかけて締め込んで、7kg程度とか決めて締め込むと、釣りの時に安心かもしれません。
補強なしで作れるなら2,3分あれば1セット作れそうですので、量産しておこうと思います。
今日も時化で沖に出れなさそうですし。。。
今回使ったのはハヤブサのホロフラッシュという平打ちの針ですが、輝きも凄いですし、太軸で強く、タテ釣りでも折れずにヒラマサが獲れるぐらいの針ですので結構オススメですよ。
13号は結構大きめでライトジギングに向いています。ウルトラライトジギングなら11号ないし10号ぐらいがオススメですよ。
今年はウルトラライトジギングやスーパーライトジギングと呼ばれるかなりライトなジギングが流行ることが予想されます。
すごく簡単ですので、春のシーズンに向けてライトなアシストフック作りに挑戦してみてはいかがでしょうか♪
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