UVレジンでノット補強時に熱が出るって本当!?ダメージがないのか検証してみた!

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おはようございます、しょうへいです。

前回、UVレジンを使ったノットなどの補強の強度テストを行いました。

Facebookのコメントやメッセージ等でいろいろご質問を頂きましたので、それについて実験してみたいと思います。

UVレジンは固まるときに発熱するらしいが、ラインにダメージはないか?と、FGノットなど焼きコブの代わりに固めて使えるか?の2つの実験をしてみました。

UVレジンって固まるときに熱がでるの!?

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(決してマネしないでください)

実は、UVレジンは固まるときに熱を出すということを知りませんでした。

うっすら聞いたことがあるよな~~~…ということで、指にちょっと着けてライトを当ててみたところ、

熱っ!とびっくりするほど熱くなりますし、指が少しヒリヒリします。量が多かったら火傷していたかもしれません。

熱はラインを痛める原因になりますし、ラインが切れるときは摩擦熱によって切れるとも言われています。

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ということで、実際にラインの何でもないところにUVレジンを付けて硬化させ、そのまま引っ張って切ってみる実験をしてみます。

もし熱でラインが痛んでいるのであればここから切れるはずです。

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UVレジンが付いたままのラインの両端を締め具に巻き付けて、真ん中にドラグチェッカーを付けて引っ張りました。

まっさらなラインですと締め具との接点で切れますが、UVレジンを付けたまま実験したところUVレジンの部分で切れました。

という結果だけ見るとUVレジンで劣化しているようですが、ドラグチェッカーの値はまっさらのラインとほぼ同じです。

フロロカーボン8号と、フロロカーボン4号と細いラインでも試してみましたが、同じくラインだけで切った時とほぼ同じ値で切れます。

UVレジンが付いている部分が極々微妙に劣化しているのか、それとも伸度が違ってくるからかなのはわかりませんが、

UVレジンの熱でラインが劣化しているのは間違いないがそれほどでもないようです。

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そういえば、以前ラインを鍋で煮る実験を2回やったことがありました(笑)

リアルタイムに温度計測ができる装置がないので、UVレジンが何度まで発熱しているのかはわかりませんが、PEラインは耐熱温度145℃、融点160℃。フロロカーボンは融点は134–169 ℃とされています。

発熱といっても、それ以下の温度であれば劣化は誤差程度で気にしなくてもよいのかもしれません。

UVレジンは焼きコブの代わりになる?

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定番のFGノットなどラインシステムには焼きコブを作ります。

ラインに火を近づけるのが苦手という意見や、風のある船の上では作りにくいという方もいらっしゃるそうです。

UVレジンを固めて焼きコブの代わりになるのか実験してみました。

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結び方は新FGノット2020で結びました、焼きコブの代わりにUVレジンを使っています。

軽く締め込んだ感じでは玉が取れたりはしませんでした。

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上の写真は焼きコブのものですが、やはり比べるとUVレジンの玉のほうが少し大きくなります。

UVレジンの説明書にもガイドに巻き込む場合は保証外となっているため、あまりオススメではないかもしれませんが、キャストしない釣りなら代用できるのでは!?

ということで強度を試してみました。

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新FGノット2020は、PE2号では、ほぼ100%の結束強度がありますが、UVレジンの焼きコブでは約90%弱ほどに留まりました。

また、負荷をかけて切れる際は、やはりレジンで作った玉(コブ)がどこかに飛んでいってしまっています。

また切れ方が、ノットがリーダーの末端を飛び出すパターンのものがありました。

リーダーと同じ素材で一続きになっている焼きコブと比べると、接着力があまりないUVレジンは焼きコブに向いていないのかもしれません。

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ちなみにですが、100%で結べたときの新FGノット2020では焼きコブが残った状態で切れます。

焼きコブをストッパーにしているので負荷がかかっても最後まで締め込まれていくのが特徴のノットですので、焼きコブそのものの強度が意外と大切なのかもしれません。

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先日の実験でも、お伝えしましたが、締め込みが不完全なFGノットにUVレジンを使うと、それ以上締め込まれなくなりすっぽ抜けの原因となります。

ガイド抜けの問題もありますし、もしUVレジンをノットに使う場合は限界まで締め込んだあとの解れ留めとして、薄く塗って使う程度にしておいたほうが良さそうです。

リングへのサルカン結びには威力を発揮しますので、使いどころを見極めて使うのがよさそうですね♪

コメント、質問ありがとうござました!

参考になれば幸いです♪

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