リーダーがPEに巻き付く!? 不思議なノット「ユカタンノット」の結び方と強度テスト

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おはようございます、しょうへいです。

リーダーとPEを結束するノットはいくつかありますが、そのほとんどはリーダーにPEを巻き付ける形式になっています。

海外で使われているノットで「ユカタンノット」というものがあると教えてもらいました。

このノット、不思議なことにPEにリーダーが巻き付くノットだそうです。

ちょっと気になったので試してみました。

締めこむとリーダーが巻き付く!?

7777833[1]

yucatan-knot-step-02[1]

引用元:WIRED2fish https://www.wired2fish.com/fishing-knots/how-to-tie-the-yucatan-knot/

結び方は海外のサイトにありました。

国内で使っているという話はあまり聞いたことがありませんが、YouTubeなどで検索してみるとそこそこメジャーなノットのようです。

SCノットとオルブライトノットを混ぜたような結び方です。

名前からしてユカタン半島で生まれたのでしょうか!?

調べてみましたが、私は英語がチンプンカンプンなのでよくわかりませんでした(笑)

余談ですが、海外ではあまり摩擦系のノットを使わず、こういった簡単なノットのほうが好まれると聞いたことがあります。

ホントの話かどうかわかりませんが、海外で使われているノットは確かにこのような簡単な結束の紹介が多いように思います。

おそらくバスフィッシングがメジャーだからかな~となんとなく想像しますが、本当ののことはわかりません。

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さっそく解説画像の通りに結ぶと…あれ!?すっぽ抜けてしまいます。

巻き回数を変えてみたり、締め込みをじっくりやってみましたがどうしてもすっぽ抜けます。

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いろいろ調べてみた結果、どうやらPEは折り返すだけではなくダブルラインを作ってから結ぶのが正解のようです。

ダブルラインを作る方法はいくつかありますが、とりあえず強度に優れるビミニツイストで試してみます。

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締めこむときは折り返したリーダーの端糸を掴んでから軽く締め込み、形を整えてから最後にリーダー本線とPE本線を持って締めこむほうが良いようです。

簡単そうだな~なんて思って結んでみましたが意外とコツがいるようです。

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本線同士を締めこんでいくと、だんだんリーダーがツイストしてPEラインに巻き付いていきます。

ちょっと不思議ですね♪

最終的にはこのように、PEラインの上に完全にリーダーが乗るような形で巻き付きます。

リーダーの折り返しは下を向くので、キャストするなら引っかかるかもしれませんが、巻き取るときはガイドに引っ掛かりにくそうです。

不思議なノット「ユカタンノット」の強度は!?

巻き付け回数ですが、いろいろ試してみましたが10回が締めこみやすさと強度のバランスがよさそうなので10回を採用します。

オフショアでよく使われるPE2号とフロロカーボン8号の組み合わせで試してみます。

PE2号単体をドラグチェッカーで計測すると11kgと計測できました。細すぎて構造上の誤差が出るため弱いように見えますが、この数値を100%として相対評価します。

回数 切れた負荷(Kg) 結束強度
1 9 82%
2 9.5 86%
3 8.5 77%
4 10 91%
5 9 82%
平均 9.2 84%

意外と優秀な平均値ですが、ちょっとバラツキが大きいノットです。

ライトゲーム等で船の上で結びなおすなら良いかもしれません。

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切れるときは、ダブルライン化したPEは切れずに、ツイストしているリーダーが破断します。

バラツキが多いことからも考えられるのですが、締めこむときにリーダーに少しダメージが入ってしまうノットのようです。

あまり見られない、珍しい仕上がりのノットなので、ちょっと試してみました♪

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