おはようございます。会長です。
今週末は、毎年夏の恒例になっている高知県(土佐湾)へのシイラキャスティングに行ってきました。
私の住む、北陸地方でもシイラはいることはいるのですが、ここ土佐湾のシイラ釣りは他の地域とちょっと違った独特の釣りが楽しめますので、ちょっとご紹介したいと思います。
土佐湾ってどこ?
土佐湾は、四国高知県の真下にある湾で、GoogleMAPに記録の残っている昨日の移動履歴を見ると、釣りをしているのは完全に湾内で行われています。
私の住む、福井県からは車で約6時間ぐらいかかりますが、近くには高知龍馬空港がありますので、東京、大阪、名古屋、福岡からは飛行機でアクセスできます。大阪からだと車で行ったほうが早いですね。
なぜ、わざわざ、この土佐湾までシイラ釣りに来るかといいますと、他の地域では、潮目にある流れ藻や流木などに付いたシイラを狙ったり、沖にあるパヤオで釣りをすることが多く、シイラを探したりする移動時間が長いですが、土佐湾には竹をくくって作られた「受け(ウケ)」と呼ばれる、浮魚礁が何百基と浮いていて、そのウケを次から次へと移動しながら釣っていくランガンスタイルですので、移動時間も短く、シイラを探す時間が全くありません。
このウケには沢山の小魚が付いていて、その小魚を狙ってシイラがわんさか付いています。
ルアーを投げると、無数のシイラが追ってきます。が1,2分でスれてしまってルアーに反応しなくなりますので、ウケ到着後2,3投目までが勝負です。
ウケからウケへの移動は5分程度、一つのウケを2,3投して、反応がなければ次のウケへとどんどん移動します。
半日の釣りですので、100基まではいきませんが、50基以上は撃ちます。
シイラが全く付いていないウケもあれば、メーターオーバーがわんさかついているウケもあり、ウケに付くたびにドキドキします。
シイラ釣りの醍醐味はバイトが派手!10キロ以上のシイラは引きもかなり強く、かなり楽しめます。
掛かってからのスピードある走りやジャンプも醍醐味の一つですね♪
今回の釣りは残念ながら数は釣れましたが、サイズが小さく、10kgオーバーは釣れませんでしたが、アタリがいい時は10kgオーバーが連発します。
※写真は昨年のものです。
魚は、船長が市場に卸しているそうですので、釣りすぎても大丈夫なのも安心です。
オススメのシイラタックルは?
シイラタックルですが、7ftのものと、8ft以上のタックルが2セットあると便利です。
ウケが来るたびに、釣座をローテーションしますので、釣座によってタックルの長さを交換するのがオススメです。
トモ(船尾)は釣座が低いので、7ftの短めのロッドを使い、ミヨシ(船首) は釣座が高いので、8ft以上の長めのロッドを使ったほうが、長い間きっちりとルアーをアクションさせることが出来ます。
万が一、ロッドが折れたり、ライントラブルがあったりした場合のためにも2セット持っていくのが理想です。
個人的な、オススメは7ftのM(ミディアム)かML(ミディアムライト)、数字で言うと2番手か3番手クラスのものと、8ft以上のMかML(2番手か3番手)クラス。どちらかといえば、長めの方が硬目にするのがオススメです。
ラインは2号〜3号で、柔らかめを2号、硬めを3号にするのがベストです。3号は強めですが、15kgクラスがかかった時に2号では時間がかかりますし、ウケのロープに巻かれることがありますので、ちょっと強めの方が少し強引にやり取りできますので安心です。
リールはDaiwaは4000番クラス、SHIMANOなら5000番ら6000番クラス。ラインスラッグを素早く巻き取れるハイギアのものがオススメです。※ワンサイズ大きなDaiwa4500番クラス、SHIMANO8000番クラスでも問題ありませんが、手首が疲れます。
おすすめルアーは、Daiwaのドラドスライダー14Fと、ティムコのレッドペッパー、ポッパーよりもペンシルベイトがオススメで、沈ませないと、食わないときがありますが、シンキングを使わず、フックの大きさや太さで浮力を調整して、水面をバチャバチャやって誘って、ダイブさせて食わせるといったやり方が有効です。※フックは安全対策の為、バーブレスフックです。
シーズンはまだまだ真っ只中! テンポのよい土佐湾のウケ(浮魚礁)でのシイラ釣り、まだやったことのない方は一度体験してみては如何でしょうか♪
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