
先日、ご紹介したYGK(よつあみ)から発売している、デンタルフロスというライン。
主にカジキのトローリングのシステムに使われているラインで、なにか白いワックスのようなものがついているラインです。
パッケージに記載されている「密着性抜群」というキャッチがちょっと気になり、アシストフックのセキ糸としても、もしかして凄くいいんじゃないか?
せっかく購入しましたので、デンタルフロスをセキ糸にしてアシストフックを作ってみました。
ほぼ90%の方が知らなかった幻のライン「デンタルフロス」

この前、デンタルフロスをご紹介した時にとったアンケートの結果です。
使っている方は約2%、買ったことがある方を含めても4%という、90%の方が知らなかったある意味「幻」のラインです。

デンタルフロスの詳細は先日の記事で
セキ糸にも超良さそう!YGK(よつあみ)の「デンタルフロス」ってライン知ってる?
タイトルにセキ糸にも超良さそう!と書いてしまいましたが、実際にアシストフックは作ったことはありません。
アンケートの回答で、セキ糸として使われている方が15名ほどいらっしゃいましたので、ちょっと私も一度本気で使ってみることにしました。

デンタルフロスは、このようにスプールに巻かれていますので、セキ糸として使うのにはちょっと不便です。

そこで、同じYGK(よつあみ)から発売している、ボビンホルダー「セキノッターⅡ」に巻き替えます。

こちら、空ボビン付きで、リールに巻いてあった使い古したPEラインをセキ糸として再利用するのにおすすめのボビンホルダーで、ヴィーヴァスを巻いたボビンホルダーと使い分けて使っています。

ラインの移し替えには、ライン巻取り専用ビットのショートがボビンにピッタリサイズですのでオススメです。

リサイクラーなどにデンタルフロスのスプールを取り付け、電動ドリルで巻き取りました。

ライン巻取りビットは、使い古したPEラインをセキ糸として再利用する時にも便利で、リールを固定できる「リールシート固定ブラケット」と併用すると、一人で簡単に素早く巻き取れます。

もちろんラインの巻きかえにも大変便利です♪

デンタルフロスは、このような白いワックスのようなものが着いていますので、あまり指ワインドすると

このように、取れてしまうので、左右に偏らない程度に軽く触れる程度ぐらいにしました。

ボビンホルダーに移して、根巻しやすくなったので早速アシストフックを作ってみます。

ほほ〜〜 実際アシストラインの上に巻いてみると、全然想像と違った感じですね。かなりワイルドな感じです。

複数の繊維の塊ですので、強くテンションを掛けても切れること無く使えるので、ギューッと締め付けて巻くことはできます。

ワックスといってもベタベタというわけではなく、スキー板などに塗るワックスのように結構硬くぬるぬるするわけではありません。

同じ、複数の繊維でできている「ヴィーヴァスGPSスレッドの0.8号」との比較、太さが違うとはいえ、巻いた感じは全くの別物です。

ワックスがあるのに接着剤がのるのかもちょっと心配になってきました。

ワックスがある為、中まで染み込むことはありませんが、つかないことは無いみたいです。

固まった感じがこちら、ほつれ止めにはなんとかなっています。かなりワイルドな見た目ですw

繊細に巻けるヴィーヴァスとは真逆の見た目。
そういえばワックスって熱に大丈夫なんでしょうか?

ライターで炙ったり燃やしたりしてみましたが、燃え広がるとかは無く問題は無さそうです。

熱収縮チューブを着けてみたら、どちらでも全く同じ感じ。
強度は測っていませんが、巻いた感じ、恐らくほぼ同じだと思われます。

セキ糸として使うメリットはあまり感じませんでしたが、強度がある為、ミシン糸を使うよりはいいと思われます。
このデンタルフロス、キャスティングのエアノットやガイド絡みを防止する「スペーサーシステム」に使うそうで、次回は実際にそのスペーサーシステムを作ってみたいと思います。
このデンタルフロスのメリットが分かるかもしれません♪
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