おはようございます。会長です。
台風19号、各地で河川の氾濫や決壊が起こっているようで被害が大変な状態のようです。
お陰様で、私の地域は被害はありませんでしたが、各地で被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
さて、今回は「太刀魚ジギングの自作アシストフックの作り方」なのですが、その①と書いたのは、4種類ありその④まであるからなんです。
タチウオジギングと言っても、関東、関西、富山、瀬戸内海など地域によってシーズンや釣船の人数などが違います。
今回は主に関東などで使われている「ボラ両掛け針」や「鮎両掛け針」を使った太刀魚フックの作り方と、太刀魚専用の両掛け針をご紹介したいと思います。
凄く簡単に作れますので、関東以外の方もぜひご覧ください♪
「ボラ両掛け針」や「鮎両掛け針」より断然おすすめの、タチウオ両掛け針
関東では乗合船の人数が多いため、オマツリ防止や人のPEラインにダメージを与えるのを防ぐために、アシストフックやチラシ針、ワイヤーの使用が禁止されている船宿もあるそうで、「鮎両掛針」や「ボラ両掛針」を使って、太刀魚ジギング用のフックを作る方が多いようです。
このボラ針や鮎針は、もともと淡水用に作られた針ですので、海水に対する耐食性がまったくありません。
1日使うと、錆びてしまって駄目になってしまいます。
「極尖タチウオ」は、タチウオジギング用で人気の「マルトの鮎両掛け」を黒メッキし海水対応にした、タチウオカスタムモデルです。
錫メッキの方が耐食性は高いそうですが、黒メッキでも十分で、実験でもなんの問題もありませんでしたし、なにより錫メッキよりも貫通性能を維持したままメッキが可能だそうです。
両掛け針を使った太刀魚ジギングフックの作り方(簡単自作方法)
両掛け針を使った太刀魚ジギングフックの作り方は超簡単です。
両掛け針に、スイベルを通し、熱収縮チューブをかぶせて炙るだけです。
どうでしょう?30秒とまではいきませんが、長くても1分もあれば作れてしまいます。
熱収縮チューブを被せなくても使えるのですが、オマツリ防止に金属部分の露出を抑える為や、固定することでフッキング率を高める効果があるそうです。
熱収縮チューブは、収縮率が60%と高く、柔軟な「スゴい収縮チューブ」が作りやすく見た目が綺麗にできるのでおすすめです。※サイズはΦ4mm前後がぴったりなのですが、「極尖タチウオ」のページに対応サイズをまとめてあります。
ローリングスイベルや2連結のWローリングスイベルを使うことで、長さを調整できるのですが
複数のスイベルとスプリットリングを連結させることで、長さを調整することが出来ます。
イメージはこんな感じですね。
チューブを被せるとこんな感じで、組み合わせ次第でサイズを徐々に長くすることが出来ますので、メタルジグの長さに合わせた太刀魚フックを作ることが出来ます。
フックのサイズは18号と20号があるのですが、20号が若干大きめで太軸なので、青物やサワラの多い場合はおすすめです。
使う、スイベルやスプリットリングもワンサイズ大きなものがおすすめで、
不意な青物にも対応できるフックになりますし、長さもちょっとずつ長いものが作れます。
ローリングスイベルやWローリングスイベルは低コストで使えるコマ印のものがおすすめ
ローリングスイベルやWローリングスイベルですが、あまり高いものを使う必要がありません。
低コストで使える「コマ印」のスイベルがおすすめで、18号には4番、20号には3番がぴったりサイズになります。
安くてコスパが高いので、ルアーバンク・ジギング魂 公式ストアでも取扱を開始しました。
これなら、1本あたり100円前後で作れてしまいます。
実際に作っていただくとお分かりいただけると思いますが、かなり簡単に作れますし、引っ掛け針の「ボラ両掛け針」に比べて、針先(フックポイント)の向きが丁度良くて、合わせた時に貫通性能を最大限に発揮してくれます。
もとが鮎針ということで強度が心配でしたので、強度実験も行いましたがとても柔軟な針で破断強度が7kg〜12kgとドラグを1kg程度にするタチウオジギングでは全く問題なさそうです。
関東だけでなく、タチウオジギングフックとしては簡単に作れますので、どこの地域でも活躍しそうです。
パーツやライター等をこのように、ポーチに入れておけば、万が一ジグごと切られてフックが不足した場合にも、現地でサッと作れてしまうのがおすすめです。
使用するパーツのサイズなどは「極尖タチウオ」のページにまとめてありますので、参考になれば幸いです。
ジギング魂 公式ストア(最近発売の商品)
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