おはようございます、しょうへいです。
私はアシストフックは市販品と自作を半々くらいで使います。
アシストフックに張りを持たせたい場合、中芯にフロロカーボンなどの硬いラインを入れることがありますが、最初からフロロカーボンが入っているものもあります。
先日、「フロロカーボン入りのラインでもシングルフックは作れるのか!?」というご質問を頂きました。
フロロ入りでも「シングルアシストフック」は作れます!
シングルのアシストフックを作る場合、リングを通すためにこのようにニードルでラインを通して2重にします。
この時、ラインに硬さと張りを持たせたいときは、自分でフロロカーボンなどのラインを入れるのですが、最初からフロロ芯入りのラインも販売されています。
ステキ針の「HV芯入りのPEアシストライン」や、よつあみの「アルゴンアシストPET INタイプ」がそうです。
HV芯入りのPEアシストラインは、結構硬めのラインが入っていますのでトラブルになりにくいのですが、このラインを2重に折りたたんでニードルで刺し通すことができるのか!?という質問を頂きました。
というわけでさっそくやってみます。
用意するものは「HV芯入りのPEアシストライン」と、リング、フック、そして柄付きのニードルです。
コツ① 小さめのニードルを使う
柄付きニードルの太さが重要で、ラインは30号にたいして、よつあみから発売されている「極小」もしくは「小小」サイズを選びました。
コツ②ラインを指でもんで柔らかくする
まずは半分におり、ニードルを通す位置を決めたら、ニードルを通すほうのラインを指でもみます。
編み込みを潰すように揉んでやわらかくしていきます。こうすることで内径が広がるのでラインを通しやすくなります。
コツ③芯を少し引っ張り出す
片方だけ縮んだようになりました、HV芯が飛び出ていますが気にしなくても大丈夫ですし、このHV芯をニードルを通す方からすこし引っ張ってやり、ニードルを引っ掛ける側に芯が飛び出ないようにするのがコツその3です。
HV芯は折れにくいので、ニードルで引っ張るときに邪魔になるためです。
コツ④中央に穴を開ける
そして、まさかの方法なのですが、ラインの中間あたり、つまりニードルが飛び出るあたりを狙い、木などの台の上で千枚通しなどで刺して穴をあけます。
穴を開けるというか、広げる感じです。
入り口が広くとれるので、折り返したラインが入っていきやすくなります。
折りたたんだあとは揉んでやれば元通りになりますし、ライン自体を切っているわけではないので強度には影響はないようです。
あとは先ほどの穴めがけてニードルを通して。
反対側の先端をニードルで掴んで通せばラインが完成します。
ステキ針の「HV芯入りPEアシストライン」は網目が蜜にできており、ラインも硬めですので、結構大変ですがHV芯が入ったまま作業ができました。
ニードルを引くときは力任せに引っ張ると、ニードルが細いため折れます。
ニードルの先端当たりをつまんで、ぐりぐりと回すように少しずつ抜くほうが良いかと思います。
完成したフックは、かなりの硬さがありフックを持ち上げることができるくらいです。
ジグに絡まなくなりトラブルが減りそうなので良さそうです。
ステキ針「HV芯入りPEアシストライン」の30号なら、極小(小小でもギリギリできました)、それ以上太いラインなら小小で通りました。
45号(300lb)までありますので、大きめのアシストフックを作ることが出来ます。
よつあみの「アルゴンアシストPET INタイプ」は20号なら小小か極小、30号からは小小で通せました。
最初から中に芯が入っているので、慣れれば楽ちんです。
アシストフック作りの参考になると嬉しいです♪
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丸岡しょうへい
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