おはようございます。会長です。
自作アシストフックのセキ糸って何使ってますか?
使い古したPEラインを再利用したり、100均のミシン糸を使ったり、ロッドガイドを巻くスレッドを使ったりといろいろ試しましたが、ちょっとひとつ、使い分けとして持っていると凄く便利なセキ糸(スレッド)がありますので、ご紹介したいと思います。
小さなフックや細軸のフックにはこのセキ糸!使い分けよう!VeeVusヴィーヴァス GSPスレッド
自作アシストフックって、できるだけコストを掛けたくないので、PEラインの使い古しを使ったり、結構安いものを探していろいろ試していたのですが、SLJやライトジギング、スローピッチのような小さなフックや細軸のフックって、それほどセキ糸って長さ必要ないんですよね。
高価なセキ糸を使っても、フック1本あたり数円程度にしかなりません。
大型青物に使うような大きなフックや太軸のフックは直径が大きく、大量に使うので、安いセキ糸を使っていたのですが、最近小さなフックは違うセキ糸を使うようになりました。
それがこちら、アシストフック作りに最高!と評判の高い「VeeVus ヴィーヴァス」のGSPスレッドです。
正確にはG.S.P.スレッドなんですが、こちら素晴らしい強度と巻やすさで世界中で使われているスレッドで、フライフィッシング用品のUOSOさんが海外から輸入されています。
普通のセキ糸と何が違うの?
まず、決定的に違うのが、こちら。1本の糸ではなく数十本の細かい繊維の集まりで出来ています。数えてみたら38本だったのですが、この1本1本がポリプロピレン繊維という非常に強い繊維で出来ていて、PEラインのように組糸にはなっていません。
その為「非常に薄く」、「幅広く巻ける」んです♪
※38本があっているかは定かではありませんが、1回で細かい強い繊維が38巻き分!
こちらがよく使っているセキ糸をフックの軸に「5回」巻いたものです。
そしてこちらが、ヴィーヴァスのG.S.P。「非常に薄く」、「幅広く」がお分かり頂けると思います。
よって「少ない回数」で「素早く」「綺麗(密)」に「薄く」巻くことが出来ます。
強い繊維が数十本まとまっていますので、強度も恐ろしく強く、強いテンションを掛けても切れることがありません。
そして、繊維が細かいので接着剤の浸透性がとてもよく、ラインを貫通させなくても非常に抜けに強いアシストフックを作ることが出来ます。
貫通させずに、一番強度を出す方法は、フックの軸に適当に下巻き→アシストラインを仮止め→速乾性の瞬間接着剤塗る、接着剤の中にセキ糸を巻く。
がおすすめで、
フックの軸にワイヤー載せて巻いただけでも20kgを平気で超えてきます。フックが曲がって検証が出来ませんが、過去のいろいろ検証した結果おそらく38kgぐらいで接着したセキ糸の塊がバーン!って破裂したような感じになると思われます。
瞬間接着剤がセキ糸を固めて維持する強度がどうもその辺のようで、それ以上はフックをアシストラインに貫通させるのを併用したほうがいいようです。
ただ、30kgもあればライトジギングなどには全然十分な強度です。
話は戻りますが
SLJやスローピッチなど、小さなフックや細軸のフックは出来るだけ薄く巻きたいので、このセキ糸(スレッド)を使うようになりました。
使うのは数十センチ(数円)ですし。薄いのでチューブをかぶせる場合でも非常に被せやすいです。
2つのボビンホルダーに大型用のものと分けて用意しておくと、いちいちボビンを交換しなくていいのでおすすめです。
タックルインジャパンのスーパーボビンホルダーは低価格で高機能で複数持つにはおすすめのボビンホルダーです♪
VeeVus(ヴィーバス)のG.S.Pスレッドですが、150D(0.8号相当)のものが、綺麗(密)に早く巻けるのでおすすめで、コンパクトなボビンながら、75mもあり、スーパーライトジギング用のフックなら約300本(ツインフック約150本)は作れそうです。
いつも紹介するとAmazonからなくなってしまって「買えない」という方が多いので、100個ほど仕入れておきました。
足らなかったらすみません。
まだ、使われたことのない方は、セキ糸(スレッド)の概念が変わりますので、是非お試しください♪
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