おはようございます。会長です。
先月、購入した3Dプリンター。
ブラックバスやシーバスをされる方は、3dプリンターを使ってルアーを作られている方も沢山いらっしゃるようです。
ただ、青物ルアーを作られている方を、見つけることが出来ませんでした。
とりあえず、青物ルアーが3dプリンターで作れるのか?試してみました。
発泡ルアーの型ではなく、3Dプリンターで直接ルアーを作ってみる
3Dプリンターで直接ルアーの形でプリントしても、錘やワイヤーを入れることが出来ません。
そこで、シリコン型の原型を作って、シリコン型を作り、錘やワイヤーを入れて
硬質発泡樹脂で、ルアーを整形したのですが
市販のプラスチックのインジェクションルアーの用に直接3Dプリンターで印刷したら、そのままルアーが作れないのか試してみました。
まず、発泡ルアーに使ったステンレスフレームに、大体の錘をセットしてみました。
とりあえず大きめを付けました。
その錘を入れる穴を作るために、3dCADで一周り大きいものを書きました。
ルアーのデータを真っ二つに割って、ステンレスワイヤーのデータを配置。
そこに、錘のデータを配置して、
ステンレスフレームや、錘の形で、くり抜きます。
おしりの方は幅が狭いので、穴が空いてしまいました。
薄くなっている所だけ肉厚に。顎はぶつけると折れやすそうですので、抜きませんでした。
位置合わせと、強度を上げるために、凸起も作ってみました。
こいつを反転コピーして、もう片方は穴を開けます。
どうでしょう?ここまで30分ぐらいでしょうか?ちなみに3DCADは1ヶ月前に初めて触りましたが、結構簡単です♪
こいつを3Dプリンターで印刷してみました。
かなり、精密に印刷できているようにみえると思いますが
裏側は浮いている為、サポートと呼ばれるものが付いています。
サポートを外すとこんな感じ。外しても結構凸凹しています。
同じようにもう片方を印刷します。片側1時間半ですので、両面印刷して3時間ちょっと掛かりました。
重さを測ると、フレームと本体だけで32gもあります。目標が40gをちょっと切るぐらい(フックを合わせて40g)ですので、もう殆ど錘を入れることは出来ません
試しにこれでやってみましたが、まっすぐ沈んでいきましたw
ということで、今回はテストですし、後ろだけに軽い錘をいれておくことに、後はフックのサイズやシール鉛で調整したいと思います。
接着はアクリル用の接着剤がいいようで、素材のPLA+(強化PLA)もバッチリ接着できます。
注射器で、隙間に流し込めば、
このように、溶けて接着されますので、水漏れがないそうです。
隙間に入らなくなったらくっついている証拠で、接着自体は1分もあれば乾いてしまいます。
ついでに、ステンレスファイター20号でシングルフックを自作
水に浮かせてみたところ、かなりいい感じ!結構浮力を残したので、あとは現場でウェイト調整してみたいと思います!
ざざっとだけ、ペーパーを掛けておきました。シマシマが、なんかいい感じなので、そのままに。
実際は、パテ埋めして、下地塗って、塗装やコーティングをするそうです。
とりあえず、動かせるまでは完成してしまいました。なんだかんだいって、自分でルアーを最初から作ったのは初めてですw
なんか超嬉しい♪
最初は、これを「シイラゲーム」で使ってみたところ
なんと問題なくバンバン釣れました。
4時間ほど10数本釣ったところで、キャスト切れしてどこかに殉職してしまいましたが、シイラが船上でバタバタしても、強度的には全く問題無さそうでした。
素材のPLAは耐熱性が低く、夏の車内などで歪んでしまうなどあるそうですが、個人的に使うには全く問題無さそうです。
3Dプリンタールアー意外と面白いです♪ また、色々な素材で試してヒラマサやブリも釣ってみたいと思います♪
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