おはようございます。会長です。
FGノットとレリックスノットを合体、仮止めや締め込みを省いた、簡単でコンパクトかつ100%強度を達成した「新FGノット2020」。
※新FGノットばかりでどれが最新かわからなくなりそうなので2020(ニーゼロニーゼロ)と名付けました。
結びたいけど、写真や文章の説明ではわかりにくいというメッセージを沢山頂きましたので、ちょっと動画を撮ってみました。
ただ、しゃべったりするのは苦手ですし、ダラダラと長い動画は個人的にですがあまり好きではありませんので、
部分部分の結び方を、1分ぐらいの短い動画に3つに分けました。
写真などと織り交ぜて、解説しますので、わかりにくいところがありましたら、その部分だけ動画を見ていただけたら幸いです。
「新FGノット2020」の結び方① FGノットと同様の編み込みを8セットする
まず、最初に従来のFGノットの編み込みと同様のものを8セット作るのですが、レリックスノットの時に編み込んだやり方を使うと後も簡単なので、それで説明します。
リールからPEラインを引き出してピーンと貼ります。
以前ご紹介した、「リール固定ブラケット」を使って、リールを固定できるようにした「糸巻き革命」を作っておくと何かと便利なのですが
リールは固定しなくても、
滑らないように、クッションの上に置いて引っ張ったり
釣り場では、ロッドにリールを固定して、竿先からでたPEラインをピーンと張って結べば大丈夫です。
次に、PEラインの「上」にショックリーダーをのせます。
PEラインをリーダーにぐるっと一周巻きつけます。
しっかりと張ります。
ピンと張ったPEラインを指で摘みます。
そのままリーダーの下に摘んだPEラインを移動します。
ピーンと張ります。これで1セット、合計8セットですので、あと7セット繰り返します。
それを動画にしたものがこちらです↓ ※音は出ませんので安心して再生してください
↑これならお分かりいただけますでしょうか?
「新FGノット2020」の結び方② 仮止めや締め込みはせず「交互ぐるぐる巻き」6セット
一般的なFGノットはここで、ハーフヒッチで仮止めしますが、仮止めはしません。
また、ここで締め込み(増し締め)もしません。
ただ、しっかりと詰めておいてください。
次に、「交互ぐるぐる巻き」を6セット行いますが、最初の編み込みから、そのまま続けて巻けるので、素早くノットが組むことが出来ます。
まずは、写真の説明から
リーダーにだけPEラインをぐるっと一周巻きつけます。
ピーンと張ります。
今度は、「PEライン本線とショックリーダーを一緒」にぐるっと巻きつけます。
ピーンと張り、この交互を1セットとして、合計6セット編み込みます。
PE2号以上なら6セット、それ未満なら7セットしてください。
※1回少なくても100%強度が出ますが、一セット念の為に増やしています。2セット少なくすると強度が約20%下がります。
この「交互ぐるぐる巻き」を動画にしたものがこちら↓ ※しっかりと詰めるところから始まります。
どうでしょう?お分かりいただけましたでしょうか?
「新FGノット2020」の結び方③ 焼きコブ・詰め
交互ぐるぐる巻きが終わったら、また、しっかりと詰めてください。
しっかり詰めてから、ハサミでショックリーダーを切り落とします。
先尖りのギザバサミ「スパシザーST」最高です♪
ライターなどで焼きコブを作ります。
実際はPEラインの本線を指で隠してください。
指焼いても本線焼くな♪
そして、交互ぐるぐる巻きを続けるように、ショックリーダーにPEラインを一回ぐるっと巻いて
次は、PE本線ごとハーフヒッチで止めると焼きコブとの間を詰めつつ完了できます。
焼きコブと詰めの動画はこちら↓
締め込みやPEラインのハーフヒッチについて
ノット自体はこれで完成なのですが、
締め込みは必要か?必要ないか?といえば、慣れた方は必要ありません。
魚が掛かると水の中で締め込まれますので、締め込まなくても全然大丈夫です。
ドラグの設定値を超える程度で締め込むのがおすすめ
ただ、慣れていない方は抜けないか?切れないか?不安だと思うんです。
そこで、「ドラグの設定値を超える程度で締め込む」のがおすすめです。
締め込みスティックで引きちぎるぐらい力を込めて全力で締め込むと大体15kg前後、強い人で20kgぐらいになります。
PE6号や8号ぐらいでしたら、そのぐらいで締め込んでおくと安心できると思いますが、PE2号だったら強度的に切れちゃいますので、3分の1程度に加減して5kg程度で締め込んでおくと、抜けちゃわないかの確認も出来ますし、締め込んだ分、少しノットがコンパクトに縮みますので、そういう意味でもおすすめです。※必ず水かツバでベタベタにして摩擦熱をなくして締め込んでください。
ちなみに自身を持たれた方で、現場での結び直しで急いでいる時は、締め込みしなくてもいいと思います。
PEラインへのハーフヒッチはキャスティングゲームはしてる
あとPE本線へのハーフヒッチの編み込みですが「引っ張り強度」には全く関係がありません。
キャスティングの場合は、急激にラインの太さが変わるとエアノットができやすいので10回ほどしておくのがおすすめです。
また、キャストを繰り返すことによる摩耗や焼きコブの角からのダメージを抑えることが出来そうなので、キャスティングの時はハーフヒッチをしています。
ジギングの場合は好みだと思いますので、ハーフヒッチはしてもしなくても大丈夫だと思います。
以上、新FGノット2020の結び方(動画付き)でした。
続けてぐるぐる巻いていくだけで簡単に出来るコンパクトなノットで、引っ張って切っていただければお分かりいただけると思いますが、非常にしっかりガッチリしたノットです。
従来のFGノットよりもかなり早く結べ、コンパクトで強度もありますので、是非一度お試しください♪
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