おはようございます。会長です。

そういえば、4,5年ぐらい前だったと思いますが、トイレ掃除用のサンポールで工具などのサビを落としている動画をYoutubeで見ました。

バイクのマフラーを自分でメッキするというような動画だったと思いますが、メッキするのにサンポールを使っていて、同時にサビも落とすことが出来るそうです。

ドラックストアに買い物に行った時に、サンポールを見かけた時にちょっと思い出しましたので、購入して試してみました。

188円のサンポールでサビが簡単に落とせる!?

サンポールはドラックストアで188円で販売されていました。

500mlタイプで、1Lタイプもあるようです。

Amazonでは1Lが300円ちょっとで送料無料でしたので、こちらで買っても良さそうです。

とりあえず、お気に入りのプライヤーが使い込みすぎて錆びていたのでそれを試してみることに

もう一本は、グリップごと漬けても大丈夫なのか？フッ素コートはどうなるのか？試してみました。

ついでに、アシストフックなどのサビも落ちるのか実験。使用済みのアシストフックも入れてみました。

丁度いい容器がなかったので、ペットボトルをカッターで切ってその中にサンポールを注ぎました。

違いを見るために、半分ぐらいでとめて、グリップのあるものは、グリップが漬かるところまで入れてみました。

いれた瞬間、しゅわ〜〜といいながら、サビの分解でも始まるのかと思いきや、なにも起きません。。。

炭酸の抜けたメロンソーダーのよう。

職場のトイレにしばらく置いてみました。

1時間ほどして見に行ってみると、下の方にサビが溜まっています。非常にわかりにくいですが、細かい気泡がサビから出ていました。

3時間ほど放置して見に行ってみると！凄え！グリップの部分のサビがなんか浮いています。

5時間ほど置いてみたら、サンポールの中にサビがめちゃ浮いていて、揺すってみたらボロボロとサビが落ちてきました。

取り出してみると、おおぉおぉぉぉぉおおおおおおお！

ゴム手袋したほうが良さそうですが、上は漬けてないのでそこをつまんで水洗い！

うぉ！なんじゃこれ！サビ全然なくなって文字がくっきり見えています。

ビフォー

アフター！　

何が凄いって、連結部分の隙間までサビが無くなっているので「プライヤーの動きが新品同様に軽く」なっています。

漬け込んでいないところと比べるとこの通り！

漬け込んだところは、溝の間までサビが落ちています。

ただ、なんかツヤみたいなコーティングが無くなっているのがちょっと気になります。

こちらも水洗い！グリップは漬けても問題なさそうです。

こちらも連結部分の隙間のサビが落ちていて、動きがかなりスムーズに！

これは凄いです！フッ素コートされていたところも、影響なさそうな感じ。

ビフォー

アフター！

赤錆は落ちていますが、昔一回酸化させて黒錆化したところはもう落ちないみたいです。

やってみてからいろいろ調べてみたのですが、どうも油が付いているとその部分のサビは落ちないそうで。。。

マジックリンで一度洗浄して油をしっかり落としてから、サンポールに漬け込むといいそうです。

あと、サビ取りが終わったあと、プライヤーが酸性化しており、そのままだとすぐに錆びてしまうそうです。

マジックリンはアルカリ性ですので、しばらく漬けておくことで中和することが出来るそうです。

重曹を水で溶かしたものに漬け込んでも中和出来るそうですが、分量とか大変そうですので、マジックリンが良さそうです。

フックを見てみると、サビは落ちていました。腐食しているところは穴が空いています。

気持ちメッキが剥がれている気がしますので、フックはやめたほうが良さそうです。

流れをおさらいすると、

1. マジックリンで油落とし
2. 水洗い
3. サンポールに漬け込み5時間ほど
4. 水洗い
5. マジックリンに漬け込んで中和
6. 水洗いして可動部に油を差す

のが良さそうです。

漬け込むだけで、文字の間や可動部の隙間までサビが落ちるのは凄いですね！

もうサビサビで動かなくなってしまったプライヤーやハサミのサビ取りには非常に便利そうです♪

300円ぐらいしますが、実際1回で使うのは250ml〜300mlぐらいでしたので80円程ぐらい？

サビサビでどうにもならない道具やネジ・ナットなどがありましたら、まとめて漬け込むのが良さそうですね♪