おはようございます。会長です。
メタルジグが着底の衝撃で曲がったり、鉛が割れたりしたことありませんか?
そんなに経験することではないのですが、稀に薄めのロングジグなどで着底の衝撃で曲がってしまうものがあります。
曲がったものは、手で直せば治るのですが、着底の衝撃で鉛が割れてしまったものもあります。
先日、ふと「こんなジグあったらいいな!」と思いついたものがあったので、メタルジグを自作してみたのですが、その時にたまたま「メタルジグの鉛」について色々勉強になりました。
その学んだメタルジグの鉛についての面白い情報を共有したいと思います♪
実は「メタルジグ用の鉛」には種類がある
先日、ふと思いついたジグを3dCADで書いて、型を作って、自作ジグを作ってみたのですが
ジグはまだ秘密♪
ちょうど、船釣りで使っていない錘があったので、それを溶かしてジグを作りました。
電気鍋とガスバーナーを使って鉛(錘)を溶かして
ターミネーターのように溶けていく〜w
型に流したのですが
出来上がったジグを、うっかり地面に落としてしまったところ、くにゃっっと曲がってしまいました。
「なんか、えらい柔らかいけど大丈夫かな?」
と思い、もう一個出来たメタルジグを落としてみたら、こちらは全然曲がりません。。。
「ん?」
なんか、出来上がったジグで硬さが全然違うんです。
「表面が酸化したら固くなるとかあるんかな?」
なんて最初は思っていたのですが、
調べてみたらメタルジグ用に使われる鉛って結構種類があるようなんです。
適当にメタルジグかき集めて、イメージ写真撮ったら、鉄ジグも混ざってます(笑)
※写真のメタルジグはイメージであり、タイトルの「曲がったメタルジグ」・「割れたメタルジグ」とは一切関係ありません。
偶然、溶かす前に写真を撮っておいて良かったのですが、
よく見てみると、同じ錘なのに、硬さが違うように見えます。着底の衝撃で丸くなり方が3つともぜんぜん違う。
真ん中のは、衝撃で下の角が凹んでいますが、右のはまだ使ってないようにくっきりと輪郭が残っています。左は少し丸くなっている。
使用頻度?確かに真ん中の鉛は値札の劣化から使用した回数は多いと思いますが、右のは明らかに見た目が固そうです。
調べてみたら、鉛って結構種類があって硬さが違うそうなんです。
「地鉛」と呼ばれるものは、非常に柔らかくて、手で簡単に曲がってしまうものなのだそうです。
詳しくは分かりませんが、「カミツブシ」や「線鉛」、「シール鉛」はそれなのかもしれません。
「アンチモン」を含有すると、どんどん硬くなる
調べてみると、メタルジグ用の鉛というのが販売されていて、主にメタルジグには「アンチモン3%〜6%」のものが使われているようです。
「3%が柔らかめ」といっても硬質鉛部類。「6%が硬め」で曲がりやすいロングジグ用におすすめだそうです。
10%というのも販売されていて、12%ものまで発見しましたが、固すぎると衝撃で曲がるのではなく、割れてしまうらしいです。
なるほど
メーカーの方は、ロングジグなど鉛の種類を使い分けられているんですね〜
磯で使うショア用のジグはもしかすると固めの鉛を使われているのかもしれません。
ただ、磯にガーンとぶつけてジグが割れた!と思っても、安い鉛を使っているわけではなく、逆にアンチモンが多い高価な鉛の可能性も高いです。
※アンチモン多い硬い鉛のほうが高価
今回、たまたま3個の硬さの違う錘を溶かして、3個作ったので、違う硬さのジグが3個出来ました。
偶然、一番柔らかいジグを地面に落としてしまって、良かった〜♪
ちょっと勉強になりましたので、情報の共有でした!
ジグが割れても安い鉛ではないですし、割れないように少し柔らかめの鉛を使ったロングジグが曲がるのはよくあることなんですね〜
手で直して使いましょ♪
なにかのお役に立てれば幸いです♪
ちなみに自作ジグは完成しました!今までにないジグが完成しましたので、今週末使うの非常に楽しみです♪
また、今度ご紹介します♪お楽しみに〜
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